【洋画】「パーム・スプリングス〔2020〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/メレディス・ハグナー/カミラ・メンデス/タイラー・ホークリン/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 サラは、花嫁の介添人としてカリフォルニアの砂漠のリゾート地パーム・スプリングスに訪れる。結婚式に出席したナイルズは、ロマンティックなムードになるがナイルズは突如矢に撃ち抜かれてしまう。

パーム・スプリングス(字幕/吹替)

実は、代わり映えのない毎日が本当に楽しいのかということをちょっと考えてしまう作品

・マックス・バーバコウ監督は、2013年『Mommy, I’m a Bastard!』の長編ドキュメンタリー作品で大学の卒業制作を手掛けています。高い評価を得て、その後、数作の短編作品を制作しています。2020年「パーム・スプリングス」で長編映画監督としてデビューしています。

・アンディ・サムバーグは、2001年コメディグループ「ザ・ロンリー・アイランド」を結成し、YouTubeで評判となります。2007年「ホット・ロッド/めざせ!不死身のスタントマン」で映画初出演をし、その後、テレビや映画活躍をしています。

・クリスティン・ミリオティは、テレビ番組で活躍後、2012年「マジック・マネー」に出演し、その後、2013年「ウルフ・オブ・ウォールストリート」にも出演しています。2019年「モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~ 」の第一話に出演しており、非常に印象的な演技と魅力がありました。個人的に気になる女優ではあります。

・物語は、結婚式に招かれ、砂漠のリゾート地に訪れた主人公が、そこで、男性と出会うも、実は、とある事情で、何度も同じ日をループしていたことを知り、それに巻き込まれてしまう。

・序盤から、結婚式に呼ばれ、砂漠のリゾート地でバカンスをしている招待客が描かれます。

・その中に主人公のサラはおり、様々な人が登場し、この関係が描かれます。

・サラとナイルズが出会い、良い関係に流れていきますが、ちょうど良いところで、急にナイルズが矢に刺され、ちょっと奇想天外な展開に流れ込みます。

・ここで、とある謎が登場しますが、とある洞窟を通じて、一日が永遠と繰り返すデジャブ的な世界に陥っていきます。

・序盤のバカンスシーンから、観たことのあるシーンを多方面から描き、何度も同じ日を繰り返します。

・このタイムループ感は、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のような展開でもあり、何度も何度も同じ日を繰り返します。

・「オール・ユー・ニード・イズ・キル」と異なる点は、死亡することがトリガでもなく、寝て起きるとまた同じ日が繰り返されるということで、どこまで移動しても必ず同じ場所で目覚めるという現象となっていきます。

・この点は、ちょっとおもしろいところでもあり、むしろこの退屈な毎日をどう楽しむのかというところが描かれていきます。

・やはり同じ日が繰り返されるという点で、自分が実際に体験してしまうことを想像すると、ちょっと頭がおかしくなりそうな気もしますが、忙しい日々を送っていると、意外とこのような現象を体験しているような錯覚を感じてしまうこともあります。

・「今週は早かったなぁ」と感じるような感覚に近い気がします。

・本作は、映画なので、このタイムループから脱する手段を見つけ、どう決断するかというところが終盤の展開となってきます。

・コメディ風味で描かれていますが、実は、代わり映えのない毎日が本当に楽しいのかということをちょっと考えてしまう作品でもあります。

パーム・スプリングス(日本語吹替版)

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