【日本映画】「みをつくし料理帖〔2020〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/若村麻由美//小関裕太/藤井隆/永島敏行//榎木孝明//石坂浩二/中村獅童/
【個人的評価】

【あらすじ】江戸時代 享和二年の大坂が舞台。8歳の澪と野江は暮らしは違っていたが、姉と妹のように仲がよかった。しかし、大洪水で、2人は離れ離れとなる。10年後、江戸で女料理人として澪は働いていく。

みをつくし料理帖

キャスティングが豪華なので、観ていて飽きることはないですが、物語のメリハリが多少弱いような気も

・角川春樹監督は、角川書店の創業者 角川源義を父に持ち、自身も角川書店に入社しています。1975年に父の死去に伴い、角川書店社長となり、角川映画製作を開始しています。1982年「汚れた英雄」で長編映画監督デビューをし、映画監督やプロデュース、出版など、幅広い影響力のある監督です。

・本作は、角川春樹監督の最後の作品と言われています。

・松本穂香は、オーディションに合格し芸能事務所に所属し、2015年にロッテとのコラボレーション作品の『LOTTE SWEET FILMS』の第2弾「MY NAME」で女優デビュー、同年の『風に立つライオン』で長編映画デビューをしています。2019年『おいしい家族』で映画初主演をし、以降主演作品が増えています

・主題歌は、手嶌葵「散りてなお」となっています。

・物語は、江戸時代、2人の女性が料理人として働き、そこで起こることを描いたストーリーです。

・TV版とはキャストが変わっており、その部分でその違いを楽しむのも良いかもしれません。

・NHK放送でのTV版では、どちらかといえば、料理にも重きが置かれていたのですが、本作では、料理よりも、人間関係の方に重心をおいている印象です。

・江戸時代の感じや雰囲気は、セットでの撮影を行っていたであろう観え方なので、いい意味で、昔ながらの演出ではあります。

・悪く言えば、古臭い演出でもあります。

・キャスティングが豪華なので、観ていて飽きることはないですが、物語のメリハリが多少弱いような気もします。

・131分ということで、多少長めの時間ではありますが、もう少しコンパクトにまとめられれば、良かったのかもしれません。

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