【日本映画】「一度死んでみた〔2020〕」を観ての感想・レビュー

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【日本映画】
【日本映画】★★★☆☆
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【監督】浜崎慎治
【出演】/木村多江//柄本時生/前野朋哉/清水伸/遠山大輔//真壁刀義/本間朋晃/野口聡一//志尊淳/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 野畑七瀬は、売れないデスメタルバンド「魂ズ」のボーカルを務める女子大生。父親は製薬会社の社長で、2人ぐらしをしていて、父親が干渉してくることに不満を感じていた。「2日間だけ仮死状態になる薬」を父親が飲み、そのことで、会社のスパイ社員を探そうとする。

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93分というコンパクトな内容ながらも、多くの有名俳優が出演しており、気軽に楽しめる作品

・浜崎慎治監督は、制作会社でCMやPVを制作し、au/KDDI「au三太郎」、日野自動車「ヒノノニトン」を手掛けています。2020年「一度死んでみた」で映画初監督をし、活動の幅を広げています。

は、姉が専属モデルを努めていた「Seventeen」のイベントに行った際にスカウトされる。その後、同じく「Seventeen」の専属モデルとなり、2012年『天才!志村どうぶつ園』でテレビ初出演をする。以降CM等に起用され、2013年『幽かな彼女』で女優デビューをし、同年『謝罪の王様』で映画初出演をしています。テレビや映画、CM等多岐に渡る活躍をしている女優で、2020年にはルイヴィトンのアンバサダーにも就任しています。

・堤真一は、1984年にジャパンアクションクラブに入団し、俳優活動をします。JAC退団後は、様々な演劇に出演をし、テレビドラマ『ピュア』「やまとなでしこ」で人気となります。舞台や映画、テレビドラマと多彩な活動をしている俳優です。

・物語は、主人公の女子高生と研究者にて社長の父親のストーリーで、ある日父親が周囲の反響を探るために、2日間仮死状態になる薬を飲む。

・序盤は、主人公 七瀬の生活が描かれ、淡々としたところがありますが、コミック感覚なところがあり、コメディ色が強いです。

・家中に赤いラインが引かれていますが、このそれぞれのテリトリーの区分けからコメディ感を醸し出しています。

・広瀬すずが、メタルロックのボーカルをやっていますが、まあ、基本的にトガッているというよりもかわいいが勝っています。

・ロッカーの中で着替えてしまう点も、コメディでもあり、社長を演じる堤真一だからこそ成立するようなところでもあります。

・これもこれで、意味が無いようで実はしっかりとした伏線となっている要素もあります。

・昔からサブ監督映画の常連だった堤真一でもあり、真面目そうな印象でもありつつ、どこか抜けた感を出すというところは、アリなような気がします。

・広瀬すずの顔芸の要素もあり、コメディだからこそ成立するところですが、どちらかといえば、顔芸がみたいわけではありません。

・三途の川は一級河川となります。

・ちょいちょい有名俳優が登場していますが、意外とポイントをツイた配役となっており、死後の世界の案内人や高級クラブのキャバクラ嬢などなど、注意してみていると意外と多くの人物がいます。

・先日書いた「カツベン!」と比較してしまうと、やはり、物語のシンプルさをどう表しているのかで、観え方が変わってくる印象があります。

・そもそも、多くの登場人物の相関を描くのはなかなか大変なところもあり、可能な限り幹は太く、周辺人物は、邪魔をしない範囲で用意されているのが観やすい作品なのかとは思います。

・元素記号のネタもなかなかおもしろいところはあります。

・ちょうど中盤から、しっかりと物語の輪郭が浮かび上がって来るところがあり、伏線と登場人物の切り分けは秀逸に思います。

・「大事なものはよく見えないもんですね。」

・オチとしてもコント的なというか、トンチ的というところにはなりますが、コメディと言う点では非常によく楽しめます。

・93分というコンパクトな内容ながらも、多くの有名俳優が出演しており、気軽に楽しめる作品になっています。

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