【洋画】「リーサル・ウェポン〔1987〕」を観ての感想・レビュー

【監督】リチャード・ドナー
【出演】メル・ギブソン／ダニー・グローヴァー／ゲイリー・ビジー
【個人的評価】★★★★☆

【あらすじ】主人公は、リッグスとマータフの2人の刑事。ある日ロサンゼルスの高級マンションから売春婦が飛び降り自殺をする。LA市警察本部捜査第一課のマータフは、新入りのリッグスと共に事件の真相を究明する。

リーサル・ウェポン(字幕版)

2人のコンビによる刑事アクションとしてオススメ

・リチャード・ドナー監督は、俳優として映画界にデビューするも、監督に転向、1961年に映画監督としてデビューしています。のちに、スーパーマン、グーニーズ、リーサルウェポンと話題作を手掛け、人気監督となっています。

・メル・ギブソンは、アメリカ生まれながら、オーストラリアに移住し、そこで演劇を学び、1979年「マッドマックス」で人気俳優となり、監督業としても、頭角を現し、監督2作目の「ブレイブハート」で、アカデミー作品賞と監督賞を受賞しています。

・ダニー・グローバーは、アメリカ サンフランシスコで演劇を学び、1979年に『アルカトラズからの脱出』で映画デビューしています。その後、『カラーパープル』『刑事ジョンブック/目撃者』『シルバラード』などの作品に出演しています。

・物語は、事件解決物の刑事アクション映画です。

・序盤からシリアスな展開となっており、リッグスの自殺願望を背景にストーリーが進むこともあり、続くシリーズとしては、コメディ要素はかなり抑えられています。

・黒人と白人の刑事コンビという設定は、過去にもいくつかありましたが、シリーズとして成功した数少ない作品となります。

・注目はやはりメルギブソンのカッコいい兄ちゃん的存在で、格闘技や関節技のアクションもこなす、いわば人間凶器として描かれており、題名の「リーサルウェポン」を体現しています。

・2人が使う拳銃も特徴的で、リッグスはベレッタM92Fで、マータフはスミス&ウェッソンのモデル19を使用しています。

・小島秀夫制作のゲーム「ポリスノーツ」のキャラクターのモチーフとして、リッグスとマータフのようなキャラクターが採用されており、本作の影響力が分かります。

 

ポリスノーツ

• 発売日: 1996/01/19
• メディア: Video Game

・カーアクションや格闘、ガンアクションなど多くの見どころがあり、アクション映画として隙のない内容となっています。

・エンディングは2種類撮影されており、二人がパートナーを解消した形でエンディングを迎えるバージョンもありますが、リーサルウェポン4のDVDの特典として収録されています。

・細かいストーリーよりも、続くシリーズの第1作目として、シリアスな展開ながらもよくできたアクション映画であり、2人のコンビによる刑事アクションとしてオススメです。

 

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リーサル・ウェポン (字幕版)

• 発売日: 2013/11/26
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