【洋画】「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク〔1997〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】前作でジュラシックパークがトラブルとなり、放置されていましたが、恐竜が野生の本能で見事に生態系を作り出し、恐竜の島となっていました。破産寸前の会社は、恐竜を生け捕りにし、見世物として計画を立て、再びこの島に向かう。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク (字幕/吹替)

前作の劣化コピーとするよりも、緩急を異なる方向から描いたという点で考えれば十分な良作

・93年の大ヒット作「ジュラシック・パーク」の続編。

・監督のは、激突での長編デビュー以降、エンタテイメントとして数々のヒット作を送り出してきた名監督です。

・主演のジェフ・ゴールドブラムは、1974年に端役で映画デビュー後、ロバートアルトマン監督作品「ナッシュビル」で注目され、1986年の『ザ・フライ』や、『ジュラシック・パーク』『インデペンデンス・デイ』で活躍している俳優です。

・アカデミー賞では視覚効果賞にノミネートされています。

・ティラノサウルスがサンディエゴに上陸して暴れた時、逃げ惑う人達の中に日本人観光客が登場し、ティラノサウルスの事を日本語で「ゴジラだ」と叫んでいます。

・スピルバーグはサラ・ハーディングの役を当初に話を持ち掛けていましたが、サラ・ハーディング役は後にジュリアン・ムーアが演じる事となっっています。

・個人的にはジュリエットビノシュにはちょっとエンターテインメントな映画には合わないような気もしますが、観てみたかった気もします。

・物語は、荒廃したジュラシックパーク内が描かれており、第1作目のパークがここまで変わってしまったことにまず衝撃を受けます。

・その後は、荒廃したパーク内で展開されるアドベンチャ映画となりますが、やはり見事に表現されているCGでの恐竜たちは注目できるところで、前作とは違った見え方がするかもしれません。

・それは、超巨大な恐竜を描くというよりも、中型の恐竜を多く登場させているところで、ヴェロキラプトルの俊敏さと獰猛さが特長的です。

・獰猛さだけでなく、知能が高いところも恐怖感を感じるところであり、前作がT-レックスの恐怖という点で見れば、趣向はかなり違う方向に振っています。

・本来はプテラノドンを終盤に登場させる予定でしたが、その手法ではなく、アメリカ本土に上陸したT-REXを描いたことで、恐竜大暴れ的なところも抑えられています。

・登場人物の行動の多くが軽率なのは、スピルバーグのパニック映画のあるあるパターンでもあり、コレはコレでしっかりとスピルバーグなところがあります。

・超巨大な恐竜を出すだけにとどまっていないので、逆に物足りなさがあると言う意見もありますが、前作の劣化コピーとするよりも、緩急を異なる方向から描いたという点で考えれば十分な良作かとも思います。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク (吹替版)

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(字幕版)

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク [Blu-ray]

ジュラシック・ワールド (吹替版)

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク [DVD]

ジュラシック・ワールド/炎の王国 (吹替版)

ザ・ロスト・ワールド/失われた世界 [DVD]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です