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【洋画】「1917 命をかけた伝令〔2019〕」を観ての感想・レビュー

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【洋画】
【洋画】★★★★☆
この記事は約4分で読めます。
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【監督】
【出演】/アンドリュー・スコット//クレア・デバーク/
【個人的評価】

【あらすじ】第一次世界大戦の渦中が舞台。主人公のスコフィールドは、仲間のブレイクと共に最前線のマッケンジー大佐の元へドイツ軍の罠を回避するための伝令を伝えに敵陣の中を進んでいく。

1917 命をかけた伝令 (字幕/吹替)

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救いもありますが、あくまで史実でもあったという第一次世界大戦という惨劇を、一つの兵士の視点から切り取った良作

監督は、大学卒業後、演出家としてキャリアを積み、1999年『アメリカン・ビューティー』で映画初監督としてデビューしながらも、アカデミー監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞を受賞しています。その後も、話題作と丁寧な作風により、完成度の高い作品を作り出しており、2012年『007 スカイフォール』でも高い評価を得ています。

は、2002年にスカウトされ子役としてデビューをしており、2016年『はじまりへの旅』や2017年『マローボーン家の掟』などで、評価を得て様々な監督よりオファーを受ける俳優です。

・物語は、軍の上層部より伝令を受け、2人で最前線のマッケンジー大佐の元へ向かうストーリーです。

・序盤はイギリス軍の塹壕から出発し、そこから最前線のマッケンジー大佐の元に向かおうとします。

・先行して塹壕に潜入するシーンから緊張感が高まってきます。

・FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)のような印象も受けるところがあり、「PUBG」「荒野行動」などをプレイしている人にはわかりやすいところはあるかと思います。

・延々とワンカットで、描かれていきますが、当然、要所要所で、カットをつないでいるので、ワンカットに見えるような演出になっています。

・とはいえ、どこで、どういうふうにつないでいるのかがわからないところもあり、また、飛行機の墜落してくるところも、どうやってもNGは出せないほどの長回しとなっています。

・ワンカットで見せているとはいえ、カメラワークの移動から、時間の経過を描いた演出もあり、今まで誰もいない場所に、急に人が現れるなど、時間経過による凝った演出も見られます。

・この演出は、日本でも日活ロマンポルノなどで使われていたりする手法であり、低予算であるからこそ、極力長く撮影をして、フィルムコストを削減しようとしたところがあります。

・本作は、ワンカットのような撮影ではありますが、CG技術とカメラ技術の革新により、臨場感のある画面作りとなっています。

・長回しをどのように撮影しているかを考えながら観るのはあまりおすすめはできないので、初見は、ただただ、スコフィールドの行動を追っていくのが良いかと思います。

・長回しのことを考えるのは2回目以降の鑑賞で確認するのが良いです。

・作品の完成度はかなり高いので、複数回観ても物語の欠陥が強調されることもないのかと思います。

・長回しが強調されますが、本作の伝えたいことは、戦争に対してのメッセージであり、現実感であり、過酷な状況であるように思います。

・リアルタイムにワンカットで進んでいく物語には、その現実感が強く浮き彫りとなり、その印象が本作の評価と直結することになります。

・救いもありますが、あくまで史実でもあったという第一次世界大戦という惨劇を、一つの兵士の視点から切り取った良作かと思います。

 

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