【監督】ジョナサン・モストウ
【出演】アーノルド・シュワルツェネッガー/クリスタナ・ローケン/ニック・スタール/クレア・デインズ/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】前作より10年後、人類滅亡の危機は回避されたが、また2032年の未来よりターミネーターが送られてくる。サラはすでに白血病で他界し、無気力に生きているジョンを狙って来たかのように見えたが、新型ターミネーターT-Xの目的は異なっていた。
観なくても良いような印象ではありますが、シリーズのファンとしては押さえておいても良い映画
・ジョナサン・モストウ監督は、デビュー作「ブレーキダウン」で高評価され、ジェームズキャメロンの監督降板の代わりに、監督に指名されました。
・当初、アーノルドシュワルツェネッガーも降板の予定だったが、諸事情により、出演となっています。
・その他のオリジナルキャラクターは、ほぼ一新しており、新しい物語としたターミネーターシリーズになっています。
・キャッチコピーは、「恐れるな。未来は変えられる。」
・本作では、初の女性型ターミネーターT-Xが登場します。
・ターミネーター2の時に護衛したターミネーターは、T-800型となり、本作では外見は同様のタイプのT-850型が主人公たちを護衛します。
・女性型ターミネーターということではありますが、表面を液体金属にで纏ったタイプで、中身は旧型と同様に機械でできています。
・前作のT-1000よりも万能さに欠けるようですが、機械内部に協力な武器を装備していることもあり、さらに強敵感があります。
・本作では、指導者ジョンを守る任務ではなく、そこに多少ひねりがあります。
・ジョンを守ることが任務では無いために、元々厭世的に生きていたジョンとしては、かなりなクズさ加減があります。
・ターミネーター同士の戦いは、エスカレートしているものの、どちらも簡単に完全破壊できるようなターミネーターではないのがわかっているので、アクションは派手ではありますが、派手さだけが取り沙汰され、絶望感というターミネーター独特に要素はかなり薄味です。
・この薄味のところに、本作の魅力が下がるわけで、ウィルスを使ったハッキングという要素もあまり緊迫感のあるところまでは行きつきません。
・そんなびっくりロボット対決映画であり、最終的な決着もある程度の予想範囲内で締めくくられます。
・ラストは、スカイネットの誕生が描かれ、続編をあきらかに示唆する展開での終息となり、シリーズ化を促すような展開です。
・のちに続編が数本製作されますが、いずれも2019年の「ターミネーター ニューフェイト」まで、ジェームズキャメロンが関わることはありません。
・本作は「ターミネーター ニューフェイト」の制作の際になかったこととなり、ターミネーターのパラレルストーリーとして位置付けされます。
・観なくても良いような印象ではありますが、シリーズのファンとしては押さえておいても良い映画です。
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