【洋画】「キングスマン〔2014〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】どの国にも属さないスパイ組織「キングスマン」。表向きは高級洋服店でありながら難事件やテロリズムを解決するスパイ組織の活躍を描く。

ストーリー展開よりも、アトラクションのような演出を楽しむことができれば十分な映画

マシュー・ヴォーン監督は、イギリス出身の映画監督で、学校を卒業後、世界中のハードロックカフェを尋ねる旅行をしています。その後、アメリカで助監督として働き、2004年『レイヤー・ケーキ』を監督の代役で初監督としてデビューしています。その後、「キック・アス」「X-MEN」などを手掛け、キングスマンが好評となり、3作品の続編の監督に決まっています。

コリン・ファースは、大学で演技を学び、1995年『高慢と偏見』で注目されます。その後、2009年『シングルマン』でヴェネツィア国際映画祭 男優賞を受賞し、2010年「英国王のスピーチ」では、アカデミー主演男優賞を受賞しているオスカー俳優です。

物語は、スパイ組織「キングスマン」が、表向きは高級洋服店を装いながら、世界的なテロリズムや難事件を解決していくストーリーです。

主人公の父親がスパイであり、その影響もあり、キングスマンにスカウトされる。

スパイ映画としては、複雑な設定とかはなく、ものすごくアクションに振り切った映画です。

ちょっと気になったのはCGの多様さが、嘘くさい感じ満載で、というか、CGだからこそできるところにちょっと没入できないところがありました。

アクション映画の真髄とはなにかをちょっと考えてしまうところはあります。また、CGをごく当然かのように使用するようになり、その部分をどのように受け取るかで感想が変わるのかなぁと思います。

CGのなかった時代の映画と比べると、特撮技術はここ数年で格段に進歩してきており、もう虚構と現実の差は、スクリーンの中ではなくなったのかもしれません。

それでもCGに頼らない監督のような人もおり、どちらが正しいというわけでもありません。

ストーリー展開よりも、アトラクションのような演出を楽しむことができれば十分な映画です。

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