【今週公開の新作映画】「ベートーヴェン捏造(2025)」2025年9月12日 公開情報と私感

作品紹介

【監督】関和亮
【出演】山田裕貴/染谷将太/神尾楓珠/前田旺志郎/小澤征悦/生瀬勝久/小手伸也/野間口徹/遠藤憲一/古田新太/

【あらすじ】難聴でありながら数々の名曲を残したベートーベン。しかし、数々の楽曲は秘書のシンドラーの手によるものだった。

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## 深いことは考えずに観るのが良い作品かと

関和亮監督は、ミュージックビデオ等で活躍をし、Perfumeの初期のPVやビジュアルを手掛けています。CMやドラマを手掛けて折、2015年『Living Behavior 不可思議/wonderboy 人生の記録』で映画監督デビューをしています。

山田裕貴は、ワタナベエンタテイメントに所属し、D2のメンバーとして活躍、その後、2011年、『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルーとして俳優デビューしています。

染谷将太は、子役から役者としてデビューしており、映画を主軸として役者をしています。なお、2015年1月1日に菊地凛子と結婚しています

物語は、難聴でも名曲を残した作曲家ベートーベンは、実は秘書のシンドラーが実際には作曲をしており、ベートーベンの死後、ベートーベンを敬愛するシンドラーは彼をたたえていくが、シンドラーの嘘に世間が気がついていくというストーリーです。

本作は、2018年にかげはら史帆の著書「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」が原作となっており、脚本をバカリズムが担当をして映画化しています。

タイトルだけではピンとこない感じの作品ですが、バカリズムの作品は総じてタイトルに大きな特長がないので、意外と気が付きにくいことが多いです。

バカリズム脚本は、完成度は平均的に高いのですが、他人を陥れるような内容の脚本もあるので、万人におすすめできないところはあります。あるあるネタをうまく昇華した脚本が多く一定の人にはハマるのですが、作品自体のまとめ方は毎回微妙感があり、あるあるネタで楽しむのが正しい楽しみ方とも思えます。

内容のまとまり感は監督次第というところですが、深いことは考えずに観るのが良い作品かと思います。

予告編

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