【今週公開の新作映画】「私の見た世界(2025)」2025年7月26日公開情報と私感

作品紹介

【監督】石田えり
【出演】石田えり/大島蓉子/佐野史郎/夏川さつき/後藤ユウミ/下総源太朗/林歩楓/

【あらすじ】主人公は36歳の女性。4人の子どもがいたが、とあることで殺人事件を起こし、時効まで15年逃げ切ろうとする。

公式サイト

石田えり監督の作家性が気になるところ

石田えり監督は、1978年「翼は心につけて 」で映画デビューをし、1981年『遠雷』で体当たりな演技で高い評価を得ています。以降、1988年『釣りバカ日誌』シリーズに欠かせない存在となり、2021年『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』ではハリウッドデビューもしている女優です。

大島蓉子は、1989年「悪魔の毒々モンスター 東京へ行く」で映画デビューをし、以降、数々の作品に出演しています。テレビや映画と数多くの作品で活躍している女優です。

物語は、主人公の36歳の女性が、とある殺人事件を起こし、時効成立までの15年間を逃走していくストーリーです。

本作は、昭和57年に実際に発生した事件、松山ホステス殺人事件を描いており、犯人でもある福田和子の視点から描いた作品となります。

石田えり監督は、本作で初長編監督をしており、脚本と編集と主演を務めています。

実話に基づいた作品ではありますが、5,459日間の逃亡生活を描いており、時効成立の21日前に逮捕されています。

福田和子自身は、未成年の頃に刑務所に収監されており、そこでの出来事がトラウマともなっているようで、34歳のときに殺人事件を犯し、それから15年ほどの逃亡生活をしています。

石田えり監督の初監督作品となりますが、意外とシリアスな物語を手掛けており、石田えり監督の作家性が気になるところです。

予告編

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