作品紹介
【監督】塚原あゆ子
【声の出演】木村拓哉/鈴木京香/オク・テギョン/正門良規/玉森裕太/寛一郎/吉谷彩子/中村アン/冨永愛/及川光博/沢村一樹/
【あらすじ】主人公 尾花夏樹は、シェフ 早見倫子とともにレストラン「グランメゾン東京」でミシュランで三つ星を獲得することを成し遂げる。それから数年後、新店舗「グランメゾン・パリ」でアジア人初となる三つ星獲得を目指していく。
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料理がとても美味しそうなところもあり
塚原あゆ子監督は、TBSのテレビドラマの演出家として多数の作品を作り、「グランメゾン東京」「アンナチュラル」などなどを手掛けています。2019年「コーヒーが冷めないうちに」で映画初監督をしています。
木村拓哉は、元SMAPでジャニーズ事務所のタレントですが、非常に高い人気を維持しており、ヒット作も数え切れないほどあります。
鈴木京香は、大学在学中よりモデルとして活躍し、1989年『愛と平成の色男』で映画デビューをしています。1991年NHK連続テレビ小説『君の名は』でヒロインを演じ、テレビや映画で活躍している女優です。
物語は、日本人のシェフがフランスで三つ星レストランを獲得しようとしていくストーリーです。
もともとは、2019年に放送されたテレビドラマがベースとなっており、型破りなシェフが東京で新しくフレンチレストランを立ち上げ、ミシュランの三つ星を獲得していく内容です。
料理シーンやわかりやすさがドラマ版でよかったので、続編を熱望していましたが、今回、劇場映画としての公開は嬉しいところです。
木村拓哉の出演するドラマでは、近年ではかなり当たり役なところでもあり、脇役陣も魅力的な俳優が多いので、安心して観られるところはあります。
映画版ということですが、テレビドラマ版を知らないとかなり厳しいとも思われるので、まずはテレビドラマ版を鑑賞してから映画版を観るのをおすすめします。
料理がとても美味しそうなところもあり、食材の仕入れや各料理の作り方、料理のイロハなどがわかりやすく描かれているところもあるので、ハウトゥ作品としてもよいところがあります。
鈴木京香の演技が一本調子なところもあり、それが気になるのですが、一周回ってネタと思えば、愉しく観られるような気もします。あえて言えば演技力という点では、30年近く変わってないところに鈴木京香の不思議なところがあります。