作品紹介
【監督】リドリー・スコット
【出演】ポール・メスカル/ペドロ・パスカル/コニー・ニールセン/デンゼル・ワシントン/
【あらすじ】主人公 ルシアスは、愛する妻を、将軍アカシウスに殺され、復讐をしようとする。
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物語的には前作と同じような内容なのかも
リドリー・スコット監督は、学生時代にグラフィックデザインを学び、その後、ドキュメンタリーやTVドラマを制作、独立後には、CFを手掛け、1977年『デュエリスト/決闘者』で長編映画監督デビューをしています。1984年にAppleの「Macintosh」のCM「1984」を手掛け、そのCMの完成度が高いことで、今でも語られる作品となっています。
ポール・メスカルは、16歳でミュージカルの初舞台を踏み、2020年テレビドラマ「ふつうの人々」の演技が非常に高く評価され、2021年『ロスト・ドーター』で映画初出演をし、2022年『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー主演男優賞にノミネートされています。
物語は、妻を殺された主人公が、復讐のため、剣闘士となり、ローマ帝国の将軍に復讐をしようとするストーリーです。
リドリー・スコット監督は、現在86歳でもありながらまだまだバイタリティのある作品を作っているところが非常にすごいです。
本作は、リドリー・スコット監督がアカデミー作品賞を受賞した「グラディエーター」の続編で本作の主人公は、前作の主人公マキシマスの息子という設定になっています。
なので、前作との関係性はありますが、前作に登場したキャラクターはほぼ登場はしないのかと思います。
なんとなく、続編ということではありますが、特に物語的には前作と同じような内容なのかもしれません。
アカデミー賞の賞レースに出品される作品なのかもしれませんが、過去にシリーズものとして受賞した作品は「ゴッドファーザー」くらいしかなく、今回、再び、アカデミー賞を受賞するとかなりすごいことになります。
とはいえ、もともとの「グラディエーター」もなぜ評価されたのかはちょっとわからないところもあるので、今回は受賞は難しいのかなぁと思います。