作品紹介
【監督】河合勇人
【出演】京本大我/古川琴音/横田真悠/三浦獠太/坂口涼太郎/皆川猿時/西田尚美/尾美としのり/
【あらすじ】主人公 湊人は、ピアノ留学から帰国して、音楽大学に編入した学生。過去のトラウマでピアノを弾けなくなってしまっていたが、美しい旋律を奏でる雪乃という女性と出会う。
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台湾版「言えない秘密」は原案としているところがあり、多少アレンジされているのかと
河合勇人監督は、相米慎二、堤幸彦、本広克行、黒木和雄、崔洋一などの監督の助監督として映画を学び、2008年『花影』で長編映画監督デビューをしています。テレビや映画の演出を数多く携わっています。
京本大我は、父親が京本政樹です。スカウトされてジャニーズ事務所に入所し、2006年「硫黄島からの手紙」で声の出演で映画デビューをし、2012年「劇場版 私立バカレア高校」で初出演しています。2020年にSixTONESとしてデビューをし、舞台や映画、音楽活動と多彩な活躍をしている俳優です。
古川琴音は、満島ひかりに憧れて俳優となり、2018年「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」で映画初出演をしています。2021年『偶然と想像』で評価をされ、テレビや映画、など幅広い活躍をしており、今後がきになる女優です。
物語は、ピアノにトラウマを持ち思うようにピアノが弾けなくなった主人公が、美しい曲を弾く女性と出会い、親密になるが、突然、女性が姿を消してしまったことで、その抱えている秘密が明らかになっていくストーリーです。
本作では、京本大我が単独初主演となり、相手役は、演技に定評のある古川琴音でもあるので、さほど心配はないとは思いますが、 STARTO ENTERTAINMENT所属の主演俳優なので、ある程度割り引いて観るのが良いです。
主題歌は、SixTONES「ここに帰ってきて」となっています。
もともとは、2007年「言えない秘密」という台湾映画が原作となっており、本作は、リメイクとなります。
ピアノの曲が秘密というところがポイントではありますが、それ以外にも秘密があり、なんとなく予想がつくような感じですが、気になる人は台湾版の「言えない秘密」を観ると良いかもしれません。
リメイク作品のように見えますが、本作は、台湾版「言えない秘密」は原案としているところがあり、多少アレンジされているのかと思います。
美男美女のラブストーリーかと言われると、古川琴音がちょっと惜しいところですが、実際には動くと愛嬌のあるところもあるので、演技力でカバーできているのかと思います。