作品紹介
【監督】トム・デヌッチ
【出演】ミーガン・フォックス/アバン・ジョーギア/アジャニ・ラッセル/アルメン・ガロ/ロバート・ラサルド/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】連続殺人犯のジョニーとクライドは、犯罪組織のボス アラナが持つ世界トップカジノの強盗を企て、殺人鬼やガンマニア、爆弾マニアなどが集まってくる。
サブスクで観る
序盤のイメージとは全然見当もつかない着地点で結末となります
トム・デヌッチ監督は、アメリカの監督で俳優をしながら監督業をしている俳優です。また、脚本も手掛けることがあります。
ミーガン・フォックスは、アメリカの女優で、2007年『トランスフォーマー』で注目され、その後、TVや映画で活躍しています。韓国映画にも出演しており、国際的な女優として活躍しています。
物語は、連続殺人犯の2人が、犯罪組織のボスが営むカジノを襲うために、極悪集団を集めていく。
序盤から、アラナが犯罪組織のボスとして、カジノを運営しながら、訪問者と会話し始めるところから始まります。相手はライターで記事を書く話となります。
ジョニーとクライドの話と、アラナの話が並行して進み、どちらも主人公のような描かれ方で物語が進みますが、物語の筋がなかなか見えてこないところがあります。
中盤過ぎから物語がつながって見えてくるようになります。
「その金庫室じゃない、アレだ」
中盤のアラナとの駆け引きに関しては、サラッと面白いです。とはいえ、アラナ自体にも弱みがあるわけで、カジノを取り仕切っていながらも、とあることでカジノに追いやられていることがわかります。
アクション映画というよりも、クライム・ストーリーというところでもあり、ジョニーとクライドのナチュラルボーンキラーズ感があります。
カジノを襲うというところに結実していきますが、終盤はさらに化け物が出てくる流れとなり、なんとなく支離滅裂感で話が進んで行きます。
多少ぶっ飛んだ感じで結末となりますが、序盤のイメージとは全然見当もつかない着地点で結末となります。