【日本映画】「散歩時間 その日を待ちながら〔2022〕」を観ての感想・レビュー

【監督】戸田彬弘
【出演】/佐々木悠華/
【個人的評価】

【あらすじ】舞台は2020年11月。コロナ禍の状態で、結婚式を挙げられなかった亮介とゆかりは、友人の家でお祝いパーティを開く。さまざまな人が集まる中で、それぞれの人の人間模様が描かれる。

散歩時間~その日を待ちながら~

散歩時間~その日を待ちながら~

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わかりやすい作品でもあり、多くの登場人物が出てきますが、きっちりと整理されている内容

・戸田彬弘監督は、大学時代より映画製作をはじめ、演劇から活動を始め、独学で映画を制作してきています。2014年『ねこにみかん』で長編映画デビューをし、その後、コンスタントに作品を発表しています。

・前原滉は、テレビドラマで活躍をし、2015年「S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」で映画デビューをしています。その後、映画やテレビ、舞台と幅広い活躍をしている俳優です。

・物語は、2020年11月に結婚式を挙げられず、友人宅でパーティを開くものの、そこに集まった人々の人間模様を描いた群像劇型のストーリーです。

・序盤から、亮介とゆかりの自宅での暮らしが描かれます。

・そこから、コロナ禍でのちょっと変わってしまった日常が描かれますが、とはいえ、マスク生活というところが基本であり、そんな中でも新婚生活をしている亮介とゆかりが描かれます。

・亮介はタクシー運転手ではありますが、特にそのこと問題とはなりませんが、登場人物のそれぞれの生活の大変さを描いています。

・コロナ禍で結婚式ができないカップル、ウーバーイーツで生計を立てる若者、まだ見ぬ娘のためにタクシードライバーをしている男、中学時代の楽しみがコロナ禍ですべて消えてしまった2人の学生、この4つの物語が絡み合いながらストーリーが展開していきます。

・コロナ禍の状況を描いた群像劇風の作品であり、淡々と物語が進んでいきます。

・しし座流星群が物語のキーとなりますが、結果的に各々の物語が集約していくところであり、コンパクトにまとまった前向き感のある「ショート・カッツ」かなぁと感じてしまうところもあります。

・「どんなに仲良くてもな、一緒におる時間だけ喧嘩すんねん、これ生き物としてしゃあないねん」

・戸田彬弘監督作品は、意外とクセが有るような感じもしますが、わかりやすい作品でもあり、多くの登場人物が出てきますが、きっちりと整理されている内容です。

・誰しもが遭遇している新しい生活に様々な人がどのように暮らしているのかを丁寧に描きつつ、なにか真向きな感じを得られるような作品です。

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