【監督】清水康彦
【出演】北村匠海/中川大志/松岡茉優/古川琴音/水橋研二/莉子/三河悠冴/MEGUMI/金子ノブアキ/忍成修吾/
【あらすじ】主人公 僕と友人のユウスケは、友人の森が自殺したことを知る。僕とユウスケは、社会生活の中で様々な苦労を重ねているが、森の自殺をきっかけに生き方を考え直していくようになる。
若者特有のなにかを探している感じ
・清水康彦監督は、広告やミュージックビデオなどのプランナーやディレクターとして活躍し、2019年『MANRIKI』で長編映画デビューをし、様々な映画賞を受賞しています。
・北村匠海は、もともと、ダンスロックバンドDISH//で活動をしており、2017年『君の膵臓をたべたい』で注目され、2020年『とんかつDJアゲ太郎』では、映画初単独主演をしています。非常に多くの作品で主演を演じており、役者としての活動も増やしてきています。
・中川大志は、小学校4年のときにスカウトされるも、断り、再度同じ人にスカウトされ、芸能界に入る。2009年『わたしが子どもだったころ』で子役デビューをし、2010年『半次郎』で映画デビューをしています。2020年「2020年テレビCM急上昇ランキング」で1位を獲得し、幅広い活躍をしています。
・物語は、主人公の友人が自殺してしまったことで、自分の生き方や社会のあり方を考え直していくストーリーです。
・主人公は社会人という設定となるので、学校を卒業して仕事をしている20代の社会人には刺さってくるストーリーかと思います。
・青春モノとも言えますが、群像劇スタイルをとっているところもあり、いろいろな立場の若者の今の生き方にメッセージが込められてる内容なのかと思います。
・北村匠海はどこか落ち着いているようで、やはり若者特有のなにかを探している感じがあり、中川大志も含め、共感しやすいような感じがします。
・松岡茉優が出演していますが、不思議なこと何故か今まで持っていたイメージのルックスとは異なっていますが、結構前から、雰囲気というかルックス自体が変わったような気がします。
・撮影監督の川上智之は、米津玄師、King Gnu、あいみょん、Suchmos、藤井風、椎名林檎と宇多田ヒカルなどのアーティストのPVも手掛けているので、映像的なセンスも良いのかと思います。