【洋画】「ショック・ドゥ・フューチャー〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/Teddy Melis/クララ・ルチアーニ/
【個人的評価】

【あらすじ】舞台は、1978年のパリ。主人公 アナはミュージシャンとしてCMの作曲をしていたが、なかなかうまく作曲ができずにいた。

実は音楽が主人公と言っても過言ではない点

・マーク・コリン監督は、音楽ユニット「ヌーヴェル・ヴァーグ」のプロデューサーで、作曲活動や映画音楽など、幅広い音楽活動をしています。

・アルマ・ホドロフスキーは、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の孫にあたり、14歳より映画デビューをしています。2013年『アデル、ブルーは熱い色』で注目され、モデルや歌手、女優と幅広い活躍をしています。

・物語は、シンセサイザーやリズムマシン、シーケンサーなどがまだまだ一般的でなかった頃の時代を舞台に、女性ミュージシャンが電子楽器で音楽制作をしていくストーリーです。

・序盤より、機材を使って音楽制作を黙々と行っている姿が描かれます。

・音楽を収録するのにとてもたいそうな機材を使っていますが、1970年代後半という時代感がよくわかります。

・むしろ宅録という点で、この機材は過剰のようにも見えますが、程度はよくわかりません。

・音楽を聞くにはレコードと言うところがあったので、デジタルやインターネットと言う今から考えると、便利になった気もしますが、なんというか、制作環境に関してのこだわりは薄くなったような気もします。

・これだけの機材となると当然故障も起こるわけで、その周知も専門家に行ってもらう必要があります。

・なお、楽器を使わない音楽制作なので、当時で考えれば、相当前衛的でもあります。

・ストーリーとしては、大きな流れがあるわけではなく、淡々としているところもあり、自宅で録音をしているシーンがほとんどです。

・78分という時間でもあり、サクッと観られそうな気もしますが、実は音楽が主人公と言っても過言ではない点より、ストーリーと言うよりも、音楽を考える作品とも言えます。

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ショック・ドゥ・フューチャー(字幕版)

 

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