・映画監督であり、脚本家であり、映画のプロデューサー
・実の兄弟で映画のクレジットにはジョエル・コーエンの名前のみ載っている。
・脚本のクレジットにはイーサン・コーエンとジョエル・コーエンの二人の名前が掲載されている。
・『バートン・フィンク』でカンヌ映画祭初の主要3部門(作品賞、監督賞、主演男優賞)を受賞
・作品群
ブラッド・シンプル(Blood Simple 1984年)
赤ちゃん泥棒 (Raising Arizona 1987年)
ミラーズ・クロッシング(Miller’s Crossing 1990年)
バートン・フィンク(Barton Fink 1991年)
未来は今(The Hudsucker Proxy 1994年)
ファーゴ(Fargo 1996年)
ビッグ・リボウスキ(The Big Lebowski 1998年)
オー・ブラザー!(O Brother, Where Art Thou? 2000年)
バーバー(The Man Who Wasn’t There 2001年)
ディボース・ショウ(Intolerable Cruelty 2003年)
レディ・キラーズ(The Ladykillers 2004年)
パリ、ジュテーム(Paris, je t’aime 2006年)
・とりあえずすべての作品を見続けている個人的お気に入り監督。
・「ブラッドシンプル」「ファーゴ」「ミラーズクロッシング」「バーバー」「赤ちゃん泥棒」は傑作だ。
・もともと親交の深いサムライミの影響もあり、トリッキーなカメラワークが魅力。というよりも弟子です。という事で、源流をたどるとロジャーコーマンとかにぶちあたる。なので、なるほどと思える演出なのだ。
・コーエン兄弟の映画はそれほど下品ではない。なんと言うか低予算映画ながも妙な安心感を感じる。理由は脚本の巧さなのだろうか。
・トリッキーなカメラワークは最近は多用されていないが、初期の映画、特に「赤ちゃん泥棒」は素晴らしい。
・巨匠とも呼ばれてもおかしくない為か、やはりきれいにまとめあげた作風が最近多い。
・個人的には「バーバー」以降ハズレ作品が続き過ぎな気がする。