【洋画】「ゴーストバスターズ〔1984〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】コロンビア大学で超常現象や幽霊を研究していたピーター、レイモンド、イゴンの3人は、経費の無駄遣いを指摘されて大学を追い出されます。そして幽霊退治の会社「ゴーストバスターズ」を起業して幽霊退治をはじめますが、謎の巨大な幽霊が復活しようとしていた。

ゴーストバスターズ (字幕/吹替)

ゴースト進入禁止マークのロゴマークも秀逸で、様々な要素で、よくデザインが行き届いたガジェット映画

・アイヴァン・ライトマン監督は、コメディ要素のある映画を多く制作し、本作が出世作となった監督です。

・本作は、ゴーストを退治するという超常現象的な物語ですが、基本的にはコメディなので、どこかしらツッコミどころがあり、それが別に悪印象にはなっていないところです。

・「ゴーストバスターズ」のイメージとしての自動車は、1959年型キャデラック・アンビュランスで、実際の救急車として使われていたものを改造した自動車です。

・色々とイメージのオマージュがされており、ニンテンドーのゲーム「ルイージマンション」で行われています。

・本編ですが、CGがほとんどなかった時代の作品だけに、特殊効果が良くできています。

・クリーチャーはミニチュアを使っていて、ゴーストのイメージは、特殊効果で演出されています。

・ゴーストバスターズの装備も、あり合わせ感が強く、この辺りに手作り感のある80年代映画の良さがあります。

・レイ・パーカー・ジュニアの挿入曲「ゴーストバスターズ」も当時大ヒットをしており、映画挿入曲として屈指のの完成度と映画の親和性があります。

・ここまで映画と音楽がマッチした映画も珍しいと思います。

・本編中では、様々なクリーチャーが出てきますが、中盤の犬型クリーチャー「テラードッグ」は個人的に好みです。

・門の神と鍵の神が出会い、破壊神ゴーザの復活という展開となり、物語の盛り上がりも加速度的に盛り上がり、最終的なマシュマロマンまで、コメディ要素とアクション要素がしっかりとかみ合った素晴らしい展開です。

・ なお、マシュマロマンとミシュランのビバンダムとの関係性はありません。似ている点はありますが、ミシュランのビバンダムは、1898年に作られたキャラクターのようです。

・言葉はしゃべらないながらも、様々な表情をするマシュマロマンはカワイイです。

・ゴースト進入禁止マークのロゴマークも秀逸で、様々な要素で、よくデザインが行き届いたガジェット映画なのかもしれません。


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