【監督】まんきゅう
【声の出演】 井ノ原快彦/本上まなみ/
【個人的評価】★★★★☆
【あらすじ】「喫茶すみっコ」にやってきたすみっコたちは、その地下室で飛び出す絵本を見つける。その本に吸い込まれてしまい絵本の世界に吸い込まれてしまったすみっコたちの前に迷子のひよこがいた。そのひよこの居場所を探す物語。
とんかつのすみっコの設定は非常にツボ
・まんきゅう監督は、テレビ番組に関わり仕事をしてきており、その後、2009年「アニメ 伝染るんです。」で監督デビューをしています。
・すみっコぐらしは、多数のヒットキャラクターを生み出しているサンエックスによるキャラクター。
・サブタイトルは「ここがおちつくんです」
・キャラクターデザインはサンエックス制作本部デザイン室所属デザイナーの横溝友里。
・横溝友里が学生の頃、授業中にノートの隅に描いた落書きがキャラクターのもとになっています。
・井ノ原快彦は、12歳よりジャニーズ事務所に所属しており、V6のメンバーとなります。2007年に瀬戸朝香と結婚をしており、多彩な才能と温厚な雰囲気で好感度が高いです。
・物語は、すみっコたちが飛び出す絵本の中に入り、そこにいた迷子のひよこの居場所を探すストーリーです。
・絵柄は「すみっコぐらし」のテイストをそのままに、ナレーションを主として世界観を描いています。
・そのため、絵本の中の世界を描いていますが、作品の漂う雰囲気も、絵本のようなテイストで描かれています。
・多数の絵本の物語の中で、迷子のひよこの居場所を探しますが、その居場所はなかなか見つかりません。
・すみっコたちのユルい絵柄と雰囲気から、ほのぼのと観ることができ、基本的にこの世界には悪者がいないところが安心して見られます。
・終盤は、結局「ひよこ」の居場所を探す物語となっており、すみっコという点をうまく描いています。
・劇場公開時では、「泣ける」という話題がありましたが、たしかにそのような感情に訴えてくるところがあります。
・ですが、あくまで「すみっコぐらし」という子供向けのアニメの中での、「悪意のない世界での暖かいふれあいと気持ちのつながり」という点で「泣ける」要素があり、想像の斜め上を行くほどのところではありません。
・そのため、かならずしも観た人すべてが名作と受け取るわけではないところがあります。
・あまり期待せず、小さな子どもと一緒に観ることで、感動があるとも思われ、よくある、「大人でも泣ける」というようなところを過度に期待せずに、気を抜いて観ることをオススメします。
・なお、とんかつのすみっコの設定は非常にツボではあります。
すみっコぐらし 自由帳組み合わせ(自由帳二冊、鉛筆2B 三本、消しゴム一個)22
- メディア: オフィス用品