【監督】マクシミリアン・エルフェルト
【出演】エミリー・キリアン/ ラミロ・リール/ ト・リチャードソン/ ジェイク・ホーリー
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】2021年、ウイルスにより世界的なロックダウンと異常気象により大きな変革時期となっていた。科学者のジルはウイルスの治療薬を守るために、安全地帯を目指す。
「ちょっとくらいなら良いでしょ」的な治療薬の利用も、なんとなく気にはなりますが、それもこういう作品のあるある要素
・マクシミリアン・エルフェルト監督は、2014年「Bachelor Night」で長編映画監督し、以降様々な映画製作に関わる監督です。
・エミリー・キリアンは、アメリカの俳優で、テレビや映画など様々な作品に出演しています。
・物語は、世界的異常気象とウイルスの蔓延という、2021年の世界の状況を描いたストーリーです。
・世界的な寒波というところもあり、物語の規模感は壮大な印象もあります。
・COVID-19のようなウイルスの蔓延と巨大なブリザードの発生で地球の大半が氷河に埋もれてしまう危機に陥ります。
・ウイルスの治療薬が完成するも、寒波の影響で人類の絶滅に瀕していることで、寒波の影響が少ないエクアドルまで避難を開始します。
・CGの活用で屋外のシーンの多くはCGで描かれているところもあり、要は「低予算なのは察してください」という作品ではあります。
・しかし、さすがに崖から自動車が落ちてしまうシーンのCGはもうちょっと頑張ってほしい気もします。
・デイ・アフター・トゥモロー自体は、2004年にローランド・エメリッヒ監督が制作した映画で、温暖化による気候変化で世界が寒冷化していく様を描いたSF映画です。
・その後、「デイ・アフター・トゥモロー2017」「デイ・アフター・トゥモロー2018」「デイ・アフター・トゥモロー2020」などなど、年号を変えれば何でもいいのか?と思わせるような作品が多数作られています。これらの作品はいわゆる亜流ではあるので、明確な続編というわけではないです。
・いわゆる「「邦題」をそれっぽい感じにしてみました」という亜流作品でもあり、それをあらかじめ予測した上で観るのであれば、広い心で観られるように思います。
・「ちょっとくらいなら良いでしょ」的な治療薬の利用も、なんとなく気にはなりますが、それもこういう作品のあるある要素かと思います。