【監督】飯塚俊光
【出演】岡山天音/加藤小夏/武田玲奈/中村優一/横田真悠/ルー大柴/川原瑛都/えんどぅ/西村瑞樹/松浦祐也/ふせえり/
【個人的評価】★★★★☆
【あらすじ】主人公 三田は、映像作家の道をあきらめ現在は故郷の町役場の観光課職員として働く青年。2週間で町を活性化する無理難題を町長に依頼され、踊りにより企画を立てる。
地域性のある内容とコメディ調でポップに描けているので、気軽に観られます
飯塚俊光監督は、2012年に伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞に脚本を応募し大賞を受賞し、2013年『独裁者、古賀。』で評価を得て、2015年に劇場公開がされています。2017年「ポエトリーエンジェル」で長編映画監督デビューをし、活動の幅を広げている監督です。
岡山天音は、2009年に芸能界入りをし、テレビや映画に出演するようになります。2017年『ポエトリーエンジェル』で主演をし、第32回高崎映画祭 最優秀新人男優賞を受賞しています。
加藤小夏は、中学1年の時にスカウトされ、映画デビューをしています。2018年『I”s』で主演に抜擢され、その後多くの作品に出演しています。
武田玲奈は、2013年オーディションに合格し、popteenのモデルとして活動を始め、2015年「暗殺教室」で映画デビューをしています。モデルや俳優としてキャリアを重ねている女優です。
物語は、村おこしのためにダンスを企画し、トラブルを掻い潜りながら、見事に企画を成し遂げていくストーリーです。
主人公 三田は、映像制作者の夢がありながら挫折をし、故郷の町役場で、その成し遂げられなかった企画を町おこしと連携してダンスの魅力あるものとして伝えようとしていきます。
「踊りがこの町を変えるんです」
「踊ったことねーだろ」
主人公三田を演じている岡山天音はどちらかと言えばパッとしないルックスではありますが、逆にこの個性を活かすような俳優ではあります。
若干、染谷将太のような印象を受けますが、この決してルックスが良いわけではないところに人間臭さも感じます。
どこかしら自分自身に自信がないようなところもあり、それがまた魅力にもなっている気がします。
「そうやって、逃げて逃げて逃げて逃げてきたんだろ」
武田玲奈のダンスも意外としなやかで観ていて気持ちのよいところはあります。
村おこし用のPVの音楽と映像は必見です。エンドロールも必見です。
周囲のキャラクターの個性が強くて、むしろ主要キャラの印象が弱い気もしますが、本作はそういうところの方が魅力があるように思います。
地域性のある内容とコメディ調でポップに描けているので、気軽に観られます。
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映画「踊ってミタ」出演者の一人武田玲奈さんはショートカットの髪型がトレードマークです。水着グラビアから最近までは女優業にも積極的ですね。
はい。
色々と活躍をしていますね。
終盤、市役所前で踊るシーンは良いです。
https://www.youtube.com/watch?v=Xy4nHdCIxno