【今週公開の新作映画】「俺ではない炎上(2025)」2025年9月26日 公開情報と私感

作品紹介

【監督】山田篤宏
【出演】阿部寛/芦田愛菜/藤原大祐/長尾謙杜/三宅弘城/橋本淳/板倉俊之/浜野謙太/美保純/田島令子/夏川結衣/

【あらすじ】主人公 山縣泰介は、大手ハウスメーカーに勤める男性。ある日、SNSで女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯として名指しされてします。

公式サイト

なんとなく、伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」のような物語ともおもえますが

山田篤宏監督は、東京出身の映画監督で、ニューヨーク大学で映画を学び、乃木坂46のミュージックビデオや短編映画を手がけています。第1回木下グループ新人監督賞でグランプリに選ばれた「AWAKE」で長編映画監督デビューをしています。

阿部寛は、「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、以降モデルとして活躍しています。1987年『はいからさんが通る』で映画デビューをし、人気となりますが、徐々に低迷し、2000年『TRICK』の人気により新境地を見出し、その後、コメディからシリアス物まで柔軟に役をこなす俳優となっています。

芦田愛菜は、母親に進められ、3歳より芸能界デビューをしています。2011年「マルモのおきて」で人気となり、以降様々なメディアに登場しながらも、難関校でもある慶應義塾中等部に入学しています。

物語は、大手ハウスメーカーに勤める主人公が、とある画像がSNSに掲載されたことがきっかけで殺人犯の疑いをかけられてしまうストーリーです。

本作は、浅倉秋成による2022年『俺ではない炎上』が原作となっています。

SNSをもとにした物語であり、根拠の乏しい情報から、問題が大きく広がっていく恐ろしさを描いており、現代社会の冤罪についての物語です。

阿部寛の映画は非常に多くの作品がありますが、その作品も阿部寛感が強いので、違いがわかりにくそうですが、本作は、巻き込まれ方の主人公であり、トラブルに対してどのようなことが起こっていくのかが展開していく内容です。

なんとなく、伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」のような物語ともおもえますが、系統としては同じような作品なのかと思います。

脚本が「護られなかった者たちへ」「空飛ぶタイヤ」などの林民夫なので、どちらかといえば、社会派な作品としての完成度かと思います。

予告編

個人的に勝手に思う関連作品