【今週公開の新作映画】「ひゃくえむ。(2025)」2025年9月19日 公開情報と私感

作品紹介

【監督】岩井澤健治
【出演】松坂桃李/染谷将太/内山昂輝/笠間淳/津田健次郎/

【あらすじ】主人公 トガシは、生まれつき足の速い少年で、転校生の小宮と出会う。100m走を通じて、仲良くなり、数年後、トップランナーとなったトガシのライバルとして小宮と出会う。

公式サイト

岩井澤健治監督は、石井輝男監督に実写映画を学び、独学でアニメーション制作も行っています。2008年「福来町、トンネル路地の男」で短編映画を制作し、2020年「音楽」で長編アニメを作成しています。

松坂桃李は、2008年にオーディションでグランプリを受賞し、『FINEBOYS』専属モデルで芸能活動、その後、2009年『侍戦隊シンケンジャー』でテレビドラマ初主演をし、多数のテレビや映画に出演しています。

染谷将太は、子役から役者としてデビューしており、映画を主軸として役者をしています。なお、2015年1月1日に菊地凛子と結婚しています

「ひゃくえむ。」は、2018年にマガジンポケットで連載された、魚豊の漫画で、全5巻で完結しています。魚豊の漫画デビュー作品でもあり、以降、魚豊は、「チ。-地球の運動について-」「ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ」などの作品を発表しています。

物語は、生まれつき足の速い主人公が、転校生の友達と出会い、数年後、お互いにトップランナーとして巡り合うストーリーです。

NHKのアニメ「チ。地球の運動について」の作者 魚豊の漫画デビュー作の映画化で、「チ。地球の運動について」の独特な絵柄と語り口で、「チ。地球の運動について」に興味を持った人には勧められるような作品です。

100メートル走の陸上競技を描いたストーリーでもあり、シンプルな内容かと思います。

魚豊自体、『寄生獣』『ピンポン』などの作品影響を受けているところもあり、作品自体は、これらの作品の印象を感じます。

2人のランナーの物語でもあり、シンプルながらも、メッセージ性のある作品かと思います。

予告編

個人的に勝手に思う関連作品