作品紹介
【監督】田中亮
【出演】福山雅治/有村架純/成田凌/生田絵梨花/木村昴/森永悠希/秋山寛貴(ハナコ)/犬飼貴丈/岡崎紗絵/森崎ウィン/伊藤淳史/生瀬勝久/仲村トオル/
【あらすじ】かつての活気を失ってしまった町で中学教師の神尾英一が殺害される。結婚を控えた娘の神尾真世が町に帰って来るが、父の事件の真実を知るために、元マジシャンんの叔父 神尾武史とともに調査をする。
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なんの予備知識もなく観ても楽しめるのかと
田中亮監督は、TVドラマの「コンフィデンスマンJP」で」4話ほど作品を演出しており、映画版では監督として抜擢されています。
福山雅治は、18歳で上京し、映画「ほんの5g」で俳優デビューをしています。その後、1990年『追憶の雨の中』でミュージシャンとしてデビューしています。俳優とミュージシャンの両方で成功している稀な人でありながらも、気さくで真面目なところに絶大な人気のある人です。
有村架純は、2010年に『ハガネの女』でドラマ初出演をし、その後、連続テレビ小説 『あまちゃん』で小泉今日子演じる主人公の母親の若かりし頃を演じて人気となり、高感度の高い役者です。
物語は、とある町で中学教師が殺され、結婚を控えた娘が帰郷するが、父の事件の真相を調べるために、叔父とともに事件を操作していくストーリーです。
本作は、東野圭吾による小説のシリーズで2020年より刊行されています。映画では、『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』が原作となっており、複数ある作品の一遍が今回の内容です。
テーマソングは、福山雅治の「幻界」となっています。
福山雅治は、コンスタントに映画に出演していますが、今回は、ガリレオシリーズのような感じの印象があります。
元マジシャンが事件を解決していく展開でもあり、「トリック」や「ガリレオシリーズ」などが好きな人には楽しめるのかと思います。
本来、映画よりも、テレビドラマで放送後に、映画版として上映する流れのほうが良いのかもしれませんが、今回は、いきなり映画上映となるので、どこまで話題とできるのかがわかりません。
とはいえ、東野圭吾の作品は非常にわかりやすく面白いので、本作も、なんの予備知識もなく観ても楽しめるのかと思います。