作品紹介
【監督】中田秀夫
【出演】渡辺翔太/畑芽育/吉田鋼太郎 /
【あらすじ】主人公 桑田ヤヒロは、「事故物件住みますタレント」として活躍している福岡から上京してきたタレント。問題のある物件に移り住み、テレビやSNSのネタを集めていくが、徐々に取り憑かれていく。
公式サイト
普通にホラー作品として完成度は安心
中田秀夫監督は、助監督を経験したのち、1992年に『本当にあった怖い話』で監督デビューをしています。その後、「女優霊」「リング」などを制作し、和風サスペンスホラーを作り上げ、定評のある作品を手がけています。
渡辺翔太は、2012年からSnow Manのメンバーとして活躍しており、その前年2011年「HOT SNOW」で映画初出演をしています。その後、舞台や映画、テレビと幅広い活躍をしている俳優です。
畑芽育は、2014年にPocchimoのメンバーとしてデビューをし、活動をしていましたが、2015年に解散をしています。テレビには2011年頃から、子役として出演をし、多数のドラマに出演しています。2019年「その瞬間、僕は泣きたくなった -CINEMA FIGHTERS project-「Ghosting」」で映画デビューをし、映画やテレビドラマ、舞台と活動の幅を広げている女優です。
物語は、タレントを目指して上京してきた主人公が、事故物件に移り住み話題を作っていくが、次第に取り憑かれていくストーリーです。
本作は、 松原タニシ原作の『事故物件怪談 恐い間取り』となっており、実際に行ってきた事故物件に住み込むことを映画化した内容です。
前作の「事故物件 恐い間取り」とは、登場人物等が変わっており、事故物件に人が住むというコンセプトのみが継承されている感じです。
中田秀夫監督のホラー作品でもあるので、普通にホラー作品として完成度は安心できます。
実話に基づいている作品でもあるので、かなりリアリティがあると思いますが、ホラー作品として楽しめる脚色もあるので、そこを楽しむと良い作品かと思います。