【日本映画】「ショウタイムセブン(2025)」★★★☆☆

作品紹介

【監督】渡辺一貴
【出演】阿部寛/竜星涼/生見愛瑠/前原瑞樹/平原テツ/内山昂輝/安藤玉恵/平田満/井川遥/錦戸亮/吉田鋼太郎/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 折本眞之輔はラジオ局に左遷されたキャスター。ある日、折本のラジオ局に脅迫電話が入り、以前にキャスターをしていた「ショータイム7」に出演し、犯人と交渉をしながら、事件解決をしていく。

監督:渡辺一貴, Writer:渡辺一貴, 出演:阿部寛, 出演:竜星涼, 出演:生見愛瑠, 出演:井川遥, 出演:錦戸亮, 出演:吉田鋼太郎

脚本自体の説教臭いところに終盤の展開にうんざりするところ

渡辺一貴監督は、NHKでドラマを制作してきており、「龍馬伝」「平清盛」「おんな城主直虎」などの大河ドラマをはじめ、多数のドラマを制作し、2020年「岸辺露伴は動かない」を手掛けています。2023年「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」で映画監督デビューをしています。

阿部寛は、「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、以降モデルとして活躍しています。1987年『はいからさんが通る』で映画デビューをし、人気となりますが、徐々に低迷し、2000年『TRICK』の人気により新境地を見出し、その後、コメディからシリアス物まで柔軟に役をこなす俳優となっています。

竜星涼は、2010年のテレビドラマ「素直になれなくて」で俳優デビューをしており、2013年「獣電戦隊キョウリュウジャー」で主役として人気となっています。その後、多数の映画やドラマに出演し、俳優・モデル・声優など多岐にわたり活躍しています。

本作は、2013年の韓国映画「テロ、ライブ」が原作となっており、原作では、テロの脅迫電話を受け、その様子を生中継し、リアルタイムの時間軸で解決までを描いている作品です。

物語は、問題があり、左遷されたキャスターのもとに電話が入り、テロ事件が起こる。事件の交渉人としてして指名され、生放送の番組「ショータイム7」で犯人との交渉をしていくストーリーです。

序盤から、ラジオ番組でパーソナリティを務めている折本眞之輔が描かれ、その番組の裏で「ショータイム7」が生放送をしており、そこでテロ事件と脅迫電話が入ります。

犯人との電話との会話を通じて、「ショータイム7」に折原が出演して、公開生放送で犯人と会話をしていき、徐々に事件の真相に近づいていきます。

中盤まで犯人との駆け引きですが、生放送の番組の中で描かれていく事実関連が明らかになっていき、犯人の目論見も徐々に見えてくるところはあります。

ふわっとした内容で描かれていきますが、どうもセリフが多い割には各キャラクターが多いという点も含めて、のめり込みにくいところがあります。

阿部寛視点で物語は進みますが、結局、テレビやラジオに出演している立場上の立ち回りとなってしまうので、心ここにあらず的な感じの内容にも見えます。

阿部寛の演技としてはヘタクソではないのですが、脚本自体の説教臭いところに終盤の展開にうんざりするところがあります。

98分という時間の映画でもあり、小品な感じもしますが、映画として用意された作品よりも、テレビドラマでもよかったのではないか?と思ってしまいます。

駄作ではないのですが、目的がもうちょっと明確になっていればよかったのかもしれません。

予告編

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