作品紹介
【監督】李相日
【出演】吉沢亮/横浜流星/高畑充希/寺島しのぶ/森七菜/三浦貴大/見上愛/黒川想矢/越山敬達/永瀬正敏/嶋田久作/宮澤エマ/中村鴈治郎/田中泯/渡辺謙/
【あらすじ】主人公 喜久雄は、任侠の一問に生まれ、15歳のときに父親を亡くした男性。天涯孤独となった喜久雄は、上方歌舞伎の名門に引き取られ、歌舞伎役者として芸の道を歩んでいく。
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観る前から名作なんじゃないか?と錯覚すらしてしまう印象
李相日監督は、日本映画学校で映画を学び、卒業制作作『青〜chong〜』で高い評価を得ています。2002年「BORDER LINE」でも新藤兼人賞金賞を受賞など高い評価を得ており、『69 sixty nine』『スクラップ・ヘブン』『フラガール』と作品ごとに高い評価を得ています。
吉沢亮は、2009年『アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン』でRight-on賞を受賞し芸能界入りをしています。2011年『仮面ライダーフォーゼ』で、2号ライダーを演じ、2013年にはテレビドラマ『ぶっせん』で初主演しています。映画やテレビと幅広い活躍をしている俳優です。
横浜流星は、2014年「烈車戦隊トッキュウジャー」で注目され、様々な作品に出演する男優です。2017年『キセキ-あの日のソビト-』では、「グリーンボーイズ」のメンバーとしてCDデビューもしており、今後の活躍が期待されています。
物語は、任侠の家計に生まれた主人公が、天涯孤独となり、上方歌舞伎の名門に引き取られる。そこで芸の道を歩んでいくストーリーです。
本作は、吉田修一原作の2019年の小説で、第69回芸術選奨文部科学大臣賞と第14回中央公論文芸賞を受賞している作品です。
任侠の家に生まれた主人公と、歌舞伎の家計に生まれた男がともに歌舞伎の世界で芸を磨いていくストーリーです。
主に、吉沢亮と横浜流星の2人が中心となり、父親役の渡辺謙の歌舞伎役者の跡取りのことを描いていくところもあります。
歌舞伎の女役を演じているところもあり、吉沢亮と横浜流星のどちらもハマり役なところはあります。
脚本は、奥寺佐渡子でもあり、監督をはじめとしたスタッフや俳優が非常に期待できる作品です。
174分と非常に長い作品ではありますが、観る前から名作なんじゃないか?と錯覚すらしてしまう印象です。