作品紹介
【監督】デヴィッド・エアー
【出演】ジェイソン・ステイサム/ジェレミー・アイアンズ/エミー・レイヴァー=ランプマン/ボビー・ナデリ/ジョシュ・ハッチャーソン/
【個人的評価】★★★★☆
【あらすじ】主人公 アダム・クレイは、アメリカの片田舎で養蜂場で隠居生活をしている男性。ある日、彼の恩人の老夫婦がフィッシング詐欺に会い、命を断ってしまう。このことで詐欺グループに復讐をしていく

続編を匂わせる感じでもあり、シリーズ化もおかしくない作り
デヴィッド・エアー監督は、17歳でアメリカ海軍に入隊し、潜水艦の乗員として勤務し、この経験をもとに「U-571」での脚本に参加、2005年『バッドタイム』で映画監督デビューしています。その後、様々な話題作を手掛けています。
ジェイソン・ステイサムは、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』がデビュー作で、芸歴も長い俳優です。デビュー作から、スキンヘッド風ということもあり、キャラクターイメージはずーーっと一緒な印象ですが、「トランスポーター」等アクション的な活躍が多く、「世界的に有名なカッコイイ坊主」だと思います。
物語は、養蜂場で隠居生活をしていた主人公が、恩人がフィッシング詐欺に遭ってしまったことでトラブルとなり、詐欺グループに対して復讐をしていくストーリーです。
序盤から、養蜂家として働いているアダム・クレイが描かれ、ごく普通の人のような暮らしに見えますが、そもそも主人公がジェイソン・ステイサムの時点で何か特殊な能力を持ってるとしか見えない印象しか残りません。
とは言え、それを見越して本作を観る人が多いと思われるので、序盤の展開は、今回の闘う相手のお膳立て小芝居と思えば、さほど違和感なく観られます。
知り合いの老女が詐欺に遭ってしまうことで、その復讐をしていくのですが、復讐にしてはやりすぎなところもあります。
「傷ついた年寄は、一人でスズメバチを戦う羽目になる」
詐欺集団は完全に組織化されており、ある意味合法的な感じも錯覚してしまうような仕組みとなっていますが、このビジネスモデルを考えた側に問題があり、全員が全員悪というわけではないので、対する相手は限定されます。
あとは、完全にジェイソン・ステイサム映画なので、普通に楽しめる作品です。
続編を匂わせる感じでもあり、シリーズ化もおかしくない作りとなっています。
予告編
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