【今週公開の新作映画】「ファーストキス 1ST KISS(2025)」公開情報と私感

作品紹介

【監督】
【脚本】
【出演】/YOU//松田大輔/和田雅成//神野三鈴/
【あらすじ】主人公 硯カンナは、結婚後15年で夫を事故で亡くしてしまう。不仲なままで死別してしまったが、カンナはタイムトラベルをする手段を得ることで、もう一度、夫の駈とやり直そうとする。

公式サイト

スタッフもキャストも安心できそうなところがあり、大いに期待したいところ

塚原あゆ子監督は、TBSのテレビドラマの演出家として多数の作品を作り、「グランメゾン東京」「アンナチュラル」などなどを手掛けています。2019年「コーヒーが冷めないうちに」で映画初監督をしています。

松たか子は、二代目 (前名 松本幸四郎)の末子として生まれ、16歳で歌舞伎の初舞台を踏んでいます。その後、NHK大河ドラマ『花の乱』でテレビドラマに初出演をし、以降TVドラマや歌手など様々な分野で活躍しています。

松村北斗は、2009年にジャニーズ事務所に入所し、ジャニーズJr.として活動をし、2012年『劇場版 私立バカレア高校』で映画デビューをしています。2015年テレビドラマ『私立バカレア高校』に出演したメンバーとともに、『SixTONES(ストーンズ)』を結成しています。2020年に『SixTONES』としてCDデビューをし、俳優や歌手として活動をしています。

脚本の坂元裕二は、「第1回フジテレビヤングシナリオ大賞」を19歳で受賞し脚本家デビューをしています。1991年「東京ラブストーリー」の脚本で人気となるも、1996年に仕事の在り方に疑問を感じ休養をしています。その後、テレビドラマ『きらきらひかる』を観たことをきっかけに、再度脚本を執筆するようになり、社会問題を取り入れた中身のある作品を多く手掛けています。『それでも、生きてゆく』『最高の離婚』『問題のあるレストラン』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』 『初恋の悪魔』を手掛け、2021年『花束みたいな恋をした』ではとても良い脚本を仕上げています。

物語は、結婚後、事故で旦那を亡くした主人公が、タイムトラベルをする手段を得て、過去に戻り、夫と再びやり直そうとしていくストーリーです。

脚本が坂元裕二のオリジナル作品でもあり、『花束みたいな恋をした』でみせたようなちょっとグッとくる一捻り効いた物語になっているのかと思います。

松たか子は年齢的にかなりラブストーリーには無理がありそうですが、タイムトラベルをするという設定から、ある程度許容できるような展開だと思われ、年齢的な問題もクリアできているのかと思います。

タイトルが、ファーストキス 1ST KISSということで、この点も流石に無理がありそうですが、最近の坂元裕二の脚本では無理な内容に仕上げてこないところもあり、意味があってのタイトルだと思われます。

スタッフもキャストも安心できそうなところがあり、大いに期待したいところです。

予告編

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