【今週公開の新作映画】「劇映画 孤独のグルメ(2025)」公開情報と私感

作品紹介

【監督】
【出演】松重豊//村田雄浩/ユ・ジェミョン/

【あらすじ】主人公 井之頭五郎は、輸入雑貨の貿易商をしている男性。かつての恋人の娘からの依頼で、フランスで仕事をすることになる。

公式サイト

ただただ、松重豊が食事をしているのを観るというのを楽しめれば

松重豊監督は、舞台や演劇の製作に携わっていましたが、俳優を目指すようになり、に参加しています。1986年には劇団「蜷川スタジオ」に入団し、1989年に退団し、フリーの俳優として多数の作品に出演しています。1992年「地獄の警備員」で映画デビューをし、多くの作品に出演しています。NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」「孤独のグルメ」脇役から主演まで、独特な個性のある名優です。

内田有紀は、小学6年生のときにスカウトされ、中学2年よりモデルとして活躍後、1992年に『その時、ハートは盗まれた』で女優デビューをしています。1994年には歌手デビューもしており、国民的な人気となっています。1995年「花より男子」で映画デビューをし、2000年に「★☆北区つかこうへい劇団」へ入団し、演技を勉強後、2002年『北の国から 2002遺言』を最後に芸能界を引退し、と結婚しています。5年後に離婚をし、女優業を再開、映画やドラマで活躍をしています。

原作は、原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画「孤独のグルメ」となり、雑誌 月刊PANJA(現在廃刊)やSPA!で連載しています。全32話で連載は止まっていますが、1話完結のグルメマンガで、独特な台詞回しと緻密な画風で女性読者が4割を占める人気作となっています。

物語は、輸入雑貨の貿易商を営む主人公は、仕事の傍ら、空腹になると好みの店を探し、満足のいく食事をすることで日々を過ごし、ある時、かつての恋人の娘の依頼でフランスで仕事をしながらも、空腹を満たす食事をするストーリーです。

本作は原作が雑誌連載の漫画であり、当時は人気ではなかったのですが、2000年に文庫コミックが発売となり、人気となっています。2007年の時点で88,000部のロングセラーとなっており、女性のファンも多い作品です。

テレビドラマ版とアニメ版があり、本作は2012年より放送しているテレビドラマの映画版となります。

テレビドラマ版は、シリーズ10までの長寿ドラマとなっており、漫画原作の枠を超えて、テレビドラマオリジナルのストーリーも用意されています。

低予算のテレビドラマから人気となり、「夜食テロ」のきっかけともなったドラマでもあります。

いわゆる食レポ漫画的な観点もありますが、むしろこの手法がドラマ的に新しいところもあり、放送しているとついつい観てしまう作品でもあります。

今回は映画版でもあります、やっていることはテレビドラマの延長程度で良いのかなぁと思います。むしろ、映画だからといって特別なストーリーなどは必要なく、ただただ、松重豊が食事をしているのを観るというのを楽しめれば、それだけで充分に思います。

予告編

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