【今週公開の新作映画】「先生の白い嘘(2024)」人の根底にある醜さや美しさを描いているところがあり、メッセージ性が非常に強いところ

作品紹介

【監督】
【出演】/猪狩蒼弥//森レイ子/吉田宗洋/

【あらすじ】主人公 原美鈴は女であることに不平等を感じている高校教師。ある日、親友の渕野美奈子から早藤雅巳と婚約をしたことを告げられる。早藤雅巳は、美鈴に男女の不平等さの意識を植え付けた人であった。

三木康一郎監督は、1998年頃からテレビドラマの制作を行い、2012年「トリハダ 劇場版」で長編映画デビューをしています。『旅猫リポート』『弱虫ペダル』などを手掛けており、様々なジャンルの作品を手掛けています。また、テレビドラマでは、2020年「東京ラブストーリー」を手掛けています。

奈緒は、高校1年のときに地元福岡でスカウトされ、芸能活動を開始しています。2013年にテレビドラマに初出演し、2016年『雨女』で映画初出演をしています。2017年までは、本田なおで活動をしていましたが、姓名判断より本名の「奈緒」と芸名を変更して以来、仕事が増えたとのことです。2019年『のの湯』では、テレビドラマ初主演を努めています。尊敬する女優は

【気になる点】人の根底にある醜さや美しさを描いているところがあり、メッセージ性が非常に強いところ

物語は、男女の不平等を感じながら生活をしている主人公の高校教師が、親友の婚約相手にその感情を植え付けた人だということを知る。その男に翻弄されながらも、ある日、担任のクラスの生徒からとある悩みを打ち明けられ、性の格差について思い悩んでいくストーリーです。

本作は、2013年から2017年まで連載された作者 鳥飼茜の漫画「先生の白い嘘」が原作となっています。コミックは全8巻で完結しています。

R15+指定の作品でもあり、内容については、性的なところが多くなります。

本作は、通常の上映以外に、史上初の3面ライブスクリーンでの上映が行われ、3つのスクリーンを横につなげワイドな画角や3スクリーンに異なる映像を映したり、通常の本編にはない追加カットが挿入されていたりとする上映方法です。

脚本が、安達奈緒子となり、「きのう何食べた?」「おかえりモネ」など、非常に巧みな脚本作品を多く作り出しており、脚本には興味があります。

レイプが原因で、人を見下す、見下されるという要素があり、他人からみた自分や、自分が見る他人など、人に対する見方を考えさせられる内容にも思います。

内容的には、人の根底にある醜さや美しさを描いているところがあり、メッセージ性が非常に強いところはあります。

主演の奈緒としては、新境地にもなる作品かと思われ、内容が非常に気になるところです。

予告編

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