【今週公開の新作映画】「蛇の道(2024)」

作品紹介

【監督】
【出演】/グレゴワール・コラン//ヴィマラ・ポンス/スリマヌ・ダジ/

【あらすじ】主人公 アルベール・バシュレは、愛娘を何者かに殺されてしまう。偶然知り合った精神科医 新島小夜子とともに、犯人を突き止めていくが・・・。

黒沢清監督作品なので、多少難解なところがあるようにも思えますが

黒沢清監督は、学生時代から映画製作を行い、助監督として様々な作品に参加しています。1983年ピンク映画『神田川淫乱戦争』で長編映画監督デビューをし、1997年「CURE」で国際的に評価されます。以降、コンスタントな映画製作を行い、国内外を含め、評価の高い監督です。

柴咲コウは、14歳のときにスカウトされるもすぐには芸能界入をせず、16歳で芸能活動を始めます。芸名は、かわかみじゅんこの漫画 『GOLDEN DELICIOUS APPLE SHERBET』の登場人物「柴崎 紅」に由来しています。2000年「東京ゴミ女」で映画デビューをし、同年「バトル・ロワイアル」で注目されます。2001年「GO」の好演もあり、その後、テレビや映画で活躍をしています。歌手や実業家としての側面もあり、多彩な才能で活躍しています。

物語は、愛娘を何者かに殺されてしまった主人公は、偶然知り合った精神科医とともに犯人を探し始めるが、その事件にはさらに深い秘密があったというストーリーです。

本作は、フランス・日本・ベルギー・ルクセンブルグ合作となっており、全編をフランス パリ近郊で撮影されています。

黒沢清監督が過去に制作した、1998年「蛇の道」をリメイクした作品となっています。

黒沢清監督作品は様々な作風の作品がありますが、本作は、ミステリー作品となっているので、「CURE」「スパイの妻」などの作品の作風となっているのかと思います。

柴咲コウは、近年コンスタントに映画に出演をしていますが、主演というところで言えば、2022年「ホリック xxxHOLiC」以来となります。今回はちょっとミステリアスな要素もあり、今までの作品とは一味違う印象があります。

本作のために、半年ほどフランス語のレッスンを受けていたということもあり、意気込みを感じます。

黒沢清監督作品なので、多少難解なところがあるようにも思えますが、毎回作品の完成度が高いところもあるので、期待が高いです。

予告編

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