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作品紹介
【監督】マイケル・ショウォルター
【出演】アン・ハサウェイ/リード・スコット/ニコラス・ガリツィン/ペリー・マットフェルド/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 ソレーヌは、40歳のシングルマザー。ある日、娘の付き添いでボーイズバンド「オーガスト・ムーン」のボーカル ヘイズ・キャンベルと出会い、恋に落ちていく。
サブスクで観る
40歳でも美しいアン・ハサウェイを観るという点ではよいのかと
マイケル・ショウォルター監督は、テレビドラマを制作し、2002年「Stella shorts」で映画監督デビューをしています。その後、脚本や制作など、映画製作に関わっています。
アン・ハサウェイは、ニューヨーク ブルックリン生まれで、1999年にTVドラマでデビューしています。2001年「プリティプリンセス」で 映画主演を務め、のちに多数の作品に出演し活躍している女優です。2012年のミュージカル 映画「レ・ミゼラブル」で、大幅な減量に加えて髪を短く切り落とした渾身の役作りと見事な歌唱力でアカデミー助演女優賞を受賞しています。2012年に俳優のアダム・シュルマンと結婚しています。
本作は、Amazon Prime Video限定のオリジナル作品でもあります。
物語は、40歳のシングルマザーが、娘の付き添いで野外フェスに行くが、そこで、ボーイズバンド「オーガスト・ムーン」のボーカルに出会い、2人は恋に落ちていくストーリーです。
序盤から、ソレーヌと娘はボーイズバンド「オーガスト・ムーン」のフェスに参加する準備をしていくシーンから始まります。
設定的に、ソレーヌは40歳のシングルマザーとなりますが、アン・ハサウェイ自体は40歳の母親の貫禄というよりも、まだまだ美貌のある女性感があります。
基本的には、ソレーヌの視点での物語となっていき、フェスではソレーヌの行動が中心となりますが、そこで、「オーガスト・ムーン」のボーカル ヘイズ・キャンベルと出会います。
ソレーヌとヘイズ・キャンベルの出会い的にはある程度、偶然的ではありますが、設定的にはご都合主義的な感じもあります。
主人公がアン・ハサウェイだけに、普通のシングルマザーのソレーヌと人気ミュージシャンの格差ラブストーリーとなっていきます。
お互いが惹かれ合う理由は特に説明がないのですが、そんな細かいところはさほど考えずともよく、物語はサラッと進んでいくので観やすくできています。
40歳のシングルマザーというところはありますが、アン・ハサウェイ自体がしっかりと美貌を維持しているので、観ていて不快に感じることもなく、むしろ、若い女性らの取り巻きやSNSでの嫉妬など、美貌があっても当然の如くトラブルが生まれてきます。
40歳のシングルマザーのファッション自体も多少露出感のあるところが多少モヤモヤしますが、結果的には、2人は恋に落ちていくところでもあり、アン・ハサウェイのプロモーション映画という見方をしても間違っていいないです。
水着を着ようとするシーンでも、スタイル的には若さに敵わないところもあり、中盤以降は、人気ミュージシャンとの関係が疎まれることで、ソレーヌの苦悩もわかってきます。
中盤以降は、ヘイズ・キャンベルとソレーヌの関係よりも、SNSやパパラッチなどの存在で頭を悩ませてしまうことになり、結局2人は続かないところになってきます。
その先の展開は、観てもらうのが良いのですが、ダレ場もなくサクッと観られます。
急に5年後が描かれるという流れがありますが、どのような5年間だったのかというのは逆に気になるところでもあります。
40歳でも美しいアン・ハサウェイを観るという点ではよいのかと思える作品です。