Warning: Undefined property: stdClass::$Offers in /home/flatlens/6kajo.com/public_html/wp-content/plugins/wp-associate-post-r2/classes/class-amazon.php on line 159
Warning: Attempt to read property "Summaries" on null in /home/flatlens/6kajo.com/public_html/wp-content/plugins/wp-associate-post-r2/classes/class-amazon.php on line 159
作品紹介
【監督】宇賀那健一
【出演】久保田紗友/青木柚/莉子/ゆうたろう/前田敦子/高橋ひとみ/田中俊介/麿赤兒/吹越満/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 真下わかばは、小学生の頃にいじめられていた小林幸喜を助ける。そのことで、わかばの周辺で不可解な事件が起こり、人が次々と殺されていく。
サブスクで観る
いや、これ主人公というか、本作のキーマンは
宇賀那健一監督は、高校の頃から俳優活動をしており、監督としても活動をしています。初監督作品『発狂』で高い評価を得ており、2016年『黒い暴動』にて世界初のガングロギャル映画で長編映画を初監督しています。
久保田紗友は、小学4年生から事務所に所属し、2013年『神様のイタズラ』で主演に抜擢されています。2011年「Merry Bell♪」で映画初出演をしています。2017年「ハローグッバイ」で映画初主演をし、テレビやドラマで幅広く活躍をしています。
ちなみにタイトルの「Love Will Tear Us Apart」は、ジョイ・ディヴィジョンの楽曲のタイトルでもありますが、関係性はわかりません。
物語は、小学校のときにいじめられた子を助けた主人公が、事あるごとに主人公を守るように、周辺の人物が殺されていくストーリーです。
序盤から、わかばが起きて学校に行くところが描かれますが、朝食で父親がちょっとDV的な感じがするところがわかります。
わかばの通う小学校では、いじめも横行しており、なかなか鬱屈するような環境がわかります。
いじめられっこだった小林幸喜は、学校でいじめっ子に復讐をしますが、そこでタイトルとなり、7年後の話に変わります。
7年後、わかばは友人らととある別荘へ招かれるのですが、その別荘にもなにか不思議な感じがします。
色々と布石があるのですが、前半は、若者たちが別荘でキャンプをしていることで、男女のパーティ的なところから、お察し的なラブロマンスっぽい流れとなっていきます。
男女のそういうシーンもありますが、別荘での初日の夜から、そんなロマンス的な流れではなく、ホラー要素のある展開となっていきます。
絶叫と顔芸でなかなかパニック的なところもありますが、次々と殺しをしている人物もマスクをしている人ということでわかりますが、13日の金曜日的なジェイソン感もあり、序盤の展開とは全く異なる流れとなり、特にチェーンソーのシーンはギャグを感じるところがあります。
というか、本作はホラーと言うよりもギャグで成り立っているところもうすうす感じます。
山荘の大惨事のあともまた、わかばの生活が続き、東京で偶然出会った男性に東京を案内されますが、もう、この時点で男に下心があるようなところでもあり、紹介される店がことごとくよく利用している店の時点で怪しさ満点で、この点は多分ギャグです。
中盤でのシャワーのシーンは、まさしく「サイコ」です。このシーンをやりたかったのかなぁと錯覚するほど、サイコですが、できればカット割りも同じにしてほしかったところです。
もえかの父親役の吹越満もなかなかサイコ感があってよいのですが、「何食べてんねん」というツッコミを入れたくなります。
「変なことじゃない、修行だ」
わかばが復讐のために修行をしますが、このときの師匠を演じるのは、麿赤兒です。というか、無駄に配役が豪華で焦ります。
学校の先生役の前田敦子も、事件の真相を突き止めていくための証言として再度登場しますが、なかなか感情を振り切っていてよいです。
終盤、その真相がしっかり説明されますが、予想のちょっとだけ斜め上をいくところはなかなか良いです。
「なんでもかんでも、イメージで決めつけちゃだめだよ」
いや、これ主人公というか、本作のキーマンは、全然想定とは異なる人なのかと思います。
とりあえず、スプラッタなシーンが多いですが、その手法はなかなかアイデアも詰め込まれており、サスペンス・スプラッタホラー・ラブストーリーとして見ると良いです。