【監督】ソフィア・コッポラ
【出演】ケイリー・スピーニー/ジェイコブ・エロルディ/
【あらすじ】主人公 プリシラは、14歳の少女。ある日、エルビス・プレスリーと出会い、恋に落ちる。エルビス大邸宅で一緒に暮らし始める。
明確に、説明をしてくれる作風ではないので、観た内容を感じ取るような作品かと
ソフィア・コッポラ監督は、父親に映画監督のフランシス・フォード・コッポラを持ち、映画や音楽、俳優が家族にいます。ニコラス・ケイジは従兄弟にあたります。1972年「ゴッドファーザー」では洗礼を受ける乳幼児として出演しており、1990年「ゴッドファーザー PART III」では、マイケルの娘として、体調不良で降板したウィノナ・ライダーの代わりに出演しています。1999年『ヴァージン・スーサイズ 』で長編映画監督デビューをし、2003年『ロスト・イン・トランスレーション』では、多くの映画賞を受賞し、評価を得ています。2010年『SOMEWHERE』では、第67回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞しています。
ケイリー・スピーニーは、2018年『パシフィック・リム: アップライジング』のヒロインに抜擢され、映画デビューをしています。その後、テレビや映画に活躍している女優です。
物語は、主人公がある日、エルビス・プレスリーと恋に落ち、彼とともに過ごしていくストーリーです。
本作は、エルビス・プレスリーの元妻のプリシラが発表した回顧録が原作となっています。
ケイリー・スピーニーは、本作で第80回ヴェネツィア国際映画祭で女優賞を受賞しています。
ソフィア・コッポラ監督の作風としては、人間をしっかりと描きつつも、本質はちょっと隠したような作品が多く、本作でも、エルビスのをめぐる波乱の日々の中で、プリシラが何を感じてきたのかが描かれるのかと思います。
明確に、説明をしてくれる作風ではないので、観た内容を感じ取るような作品かと思いますが、それ以前にエルビス・プレスリーのことをよく知っておくと本作を楽しめるのかと思います。