【監督】トラン・アン・ユン
【出演】ジュリエット・ビノシュ/ブノワ・マジメル/ピエール・ガニェール/
【あらすじ】19世紀のフランスが舞台。食を芸術とした美食家ドダンと天才料理人ウージェニーの評判が高く、ヨーロッパで有名になっていた。
料理自体は今も昔も大きく変わることはないので、時代を超えて楽しめる感じが
トラン・アン・ユン監督は、1993年『青いパパイヤの香り』で映画監督デビューをし、カンヌ国際映画祭カメラ・ドールをはじめ、数々の賞で評価されています。1995年「シクロ」でヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞を受賞しています。
ジュリエット・ビノシュは、1983年「Liberty Bell」で映画初出演をし、1985年『ランデヴー』で初主演をします。その後、『汚れた血』『存在の耐えられない軽さ』『ポンヌフの恋人』と話題作に出演し、1996年『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー助演女優賞を受賞しています。1993年『トリコロール/青の愛』でヴェネツィア国際映画祭 女優賞とセザール賞主演女優賞を受賞し、2010年『トスカーナの贋作』で第63回カンヌ国際映画祭の女優賞しており、世界三大映画祭で女優賞を受賞している女優でもあります。
物語は、美食家と天才料理人は、ヨーロッパで有名な食通であり、ユーラシア皇太子をもてなすために、ポトフを用意するが、そんな矢先に料理人が倒れてしまい、渾身の料理で元気づけようとするストーリーです。
料理人を描いた物語であり、究極のポトフを作っていく内容です。料理の監修は、ミシュラン3つ星のシェフ ピエール・ガニェールが監修をしています。
出てくる料理が非常に美味しそうであり、料理をみるだけでも満足できそうな感じもあります。
19世紀末の世界が舞台でもあり、クラシカルな印象もありますが、料理自体は今も昔も大きく変わることはないので、時代を超えて楽しめる感じがあります。