【監督】伊藤拓也
【出演】新井愛瞳/古賀哉子/ついひじ杏奈/日高七海/醍醐虎汰朗/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 くるみは、自宅の自室にゴキブリが出たことで、家出を決意するが、母が離れにあるガレージを部屋にしていいという。そのガレージには亡き父が残したハーレーダビッドソンのバイクがあった。
高校生らしい仲間内でのオーソドックスな青春ものです。気楽に観られる青春映画です。
伊藤拓也監督は、映画の演出に携わり、2013年の「飛べ!まいほ」で映画初監督をしています。その後も、テレビや映画などの作品を作り続けている監督です。
新井愛瞳は、3歳の頃からモデルとして活動をし、2004年にハロプロエッグのメンバーとなっています。その後、2011年『アップアップガールズ(仮)』に参加し、2016年には『サクラ咲く』でドラマ出演もしています。2020年に『アップアップガールズ(仮)』を卒業し、芸能界は引退をしています。
物語は、高校2年生の主人公が、とある事件をきっかけに、家出を決意し、近所にある離れのガレージに行く。そこには亡き父が残したバーレーダビッドソンがあり、そのバイクを直していくストーリーです。
序盤からゴキブリが原因で娘が、家出をしようとしますが、母がこのタイミングで父親の昔使っていた倉庫を紹介します。そこには母が昔乗っていたバイクがあり、夫婦でバイカーだったことがわかります。
母親の青春としてバイクを保存してあるということで、その倉庫に娘が住もうとしますが、邪魔なバイクは処分しようとするところから、物語が進んでいきます。
バイクを修理しながら、父親のことや仲間のことが徐々にわかってくるわかりやすい展開です。
バイク自体はきちんと修理できるハッピーエンド型ではありますが、よくよく考えるっと、免除がないとこのサイズのバイクは安易に乗れません。
81分というコンパクトに纏まった物語ですが、高校生らしい仲間内でのオーソドックスな青春ものです。気楽に観られる青春映画です。
週プレ フォトストーリーズVol.1 新井愛瞳「19歳。東京。」 週プレ PHOTO BOOK