【今週公開の新作映画】「私がやりました(2023)」が気になる。

【監督】
【出演】

【あらすじ】主人公 マドレーヌは、パリの大豪邸で映画プロデューサーを殺害した疑いをかけられる。しかし親友の弁護士 ポーリーヌとともに無罪を勝ち取る。

今回はかなりコメディ感と大衆感のある作品であり、難解さというよりも、気楽に観られるコメディかと

フランソワ・オゾン監督は、1997年『サマードレス』 で映画初監督をし、『焼け石に水』『まぼろし』 と良作を作り、2002年『8人の女たち』 では、ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞しています。

ナディア・テレスキウィッツは、フランスの女優で、4歳からダンスを学んでいます。2016年「The Dancer 」で映画デビューをしています。その後、2019年『オンリー・ザ・アニマルズ』に出演し、東京国際映画祭で最優秀女優賞を受賞しています。1994年「太陽に焼かれて」の登場人物にちなんで名付けられています。

物語は、映画プロデューサーを正当防衛で殺してしまった主人公が無罪を勝ち取る。そのことでスターとなっていくが、かつての大女優が現れ、犯人は自分自身だと主張するストーリーです。

一見、よくわからないストーリーではありますが、要は、女性3人が登場し、映画プロデューサーの殺害犯人の座をめぐる騒動の物語です。

フランソワ・オゾン監督作品は、一癖も二癖もある作品が多く、作品によっては難解な作品も少なくありませんが、本作はコメディ寄りに作られている印象があり、観やすい部類なのかと思います。

過去作品はどれも良作が多いのですが、作風の振り幅がかなりあるので、作品の内容というよりも、フランソワ・オゾンの興味対象を堪能するというような見方が良いのかもしれません。

フランソワ・オゾン監督監督作品にしては、今回はかなりコメディ感と大衆感のある作品であり、難解さというよりも、気楽に観られるコメディかと思います。

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