【今週公開の新作映画】「フローラとマックス(2023)」が気になる。

【監督】
【出演】

【あらすじ】主人公 フローラは、息子マックスの反抗期に悩むシングルマザー。息子の非行から守るために、ボロボロのアコースティックギターをプレゼントする。

過去作すべてに駄作がないジョン・カーニー監督作品なので、大いに期待

ジョン・カーニー監督は、アイルランドの監督で、当初、バンドのベーシストとして活躍し、ミュージックビデオの監督もしています。1996年「November Afternoon」で監督デビューをし、2007年「ONCE ダブリンの街角で」で非常に高い評価を得ています。その後、2016年「シング・ストリート 未来へのうた 」を制作し、ミュージカル青春映画の傑作として非常に高い評価とされています。制作本数は少ないのですが、音楽を非常にうまく演出につかった作品の多い監督です。日本未公開の作品「November Afternoon」「Park」「オン・エッジ 19歳のカルテ」「Zonad」とあり、日本での上映も期待されます。

イヴ・ヒューソンは、父親にU2のボノとなるアイルランドの女優です。2011年「きっと ここが帰る場所」で映画デビューし、その後テレビドラマや映画に出演をしています。2023年「フローラとマックス」では主演をしています。

ジョセフ・ゴードン=レヴィットは、子役として活躍してきており、1992年『リバー・ランズ・スルー・イット』で映画デビューをしています。その後、2009年『(500)日のサマー』でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされています。2013年『ドン・ジョン』では初監督を務めています。2013年「風立ちぬ」では、主人公 堀越二郎のアメリカ版の声の吹き替えとしても演技をしています。

物語は、シングルマザーである主人公とその息子が、反抗期から非行に走らせないために、アコースティックギターを買い、音楽を通じて、何かを見つけていくストーリーです。

ジョン・カーニー監督の2023年の最新作であり、2016年「シング・ストリート 未来へのうた 」から、7年ぶりの新作でもあります。

ジョン・カーニー監督は、「モダン・ラブ 〜今日もNYの街角で〜」でアマゾンオリジナルの作品も手掛けており、アマゾンプライム会員に入っている人には無料で観られます。非常に良い作品なので、こちらもおすすめです。

音楽をテーマにした作品の多い、ジョン・カーニー監督作品でもあり、今回も、音楽にこだわり抜きながら、物語もしっかりとしている作品かと思います。

ゲイリー・クラークが「シング・ストリート 未来へのうた 」に引き続き、音楽に関わっており、非常に心地良い音楽演出があると思います。

母と子の音楽映画という感じではありますが、しっかりと、アイルランドの国の背景も描いており、物語の構成がうまいと思えるところがあります。

父親役には、ナーが演じており、「シング・ストリート 未来へのうた 」では、主人公の兄としてニートをしていましたが、その後父親になった的な感じがします。

過去作すべてに駄作がないジョン・カーニー監督作品なので、大いに期待です。

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