【今週公開の新作映画】「夏空ダンス(2023)」が気になる。

【監督】
【出演】/内村光良/

【あらすじ】主人公 川辺夏子は、熊本県人吉市の人吉高校に通う高校生。ダンス部に所属している夏子は、ダンサーへの夢を叶えるため、東京でダンサーとして活躍することを家族に告げる。

女子高校生の華麗なダンスと街の復興と変わりゆく街を描いていると思われ

内村光良監督は、お笑いコンビのウッチャンナンチャンとして活動しています。中学時代に観た「街の灯」「ロッキー」で映画監督を志します。その後自主映画も制作をしています。2006年「ピーナッツ」で監督デビューをしており、脚本も担当しています。その後、「ボクたちの交換日記」「金メダル男」と監督・脚本作品を制作しています。お笑い芸人でありながら、司会業や映画監督など、多彩な才能のある監督です。

島雄こなつは、母親がダンサーでもあり、兄にBE:FIRSTのSOTAがいます。2019年アメリカでのダンス大会で優勝をし、兄妹ともに世界的ダンサーとして活躍しています。2023年「夏空ダンス」で映画に出演しています。

物語は、主人公の女子高生がダンサーを目指し、地元を離れていこうとするが、多くの人が街を離れていく中、ダンスを通じて、夢や地域の環境を描いているストーリーです。

本作で4作目の作品となる内村光良監督作品で、芸能人の映画監督としては、自ら脚本監督をしており、良心的な作品を多く残しています。

内村光良監督の故郷でもある街を舞台にした作品で、過疎化も進む中、街の環境と、ダンスをすることで、街の復興を描いているところもあります。

2016年の地震、2020年の水害で災害に見舞われている地域で、復興と災害の現実から、希望の持てる内容を描こうとしているところがあります。

本作は、短編映画でもあり、上映時間は47分であります。

女子高校生の華麗なダンスと街の復興と変わりゆく街を描いていると思われ、街の魅力が伝わればよいのかと思う作品です。

「いま、できること、せいいっぱい、やるだけだ」

内村光良監督の私的なところも感じますが、素直な作品が多い監督でもあるので、直球で内容を感じ取っていけば良いのかと思います。

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