【監督】ポール・デゥセ
【出演】ヒューゴ・ベッカー/アイ・アイダラ/カヒナ・カリーナ/サイイド・エル・アラミ/グレゴリー・フィトゥーシ/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 ダニエルは、フランス軍のドローンチームの軍人。テロリストのディアロの側近を狙うが、ディアロの一味がダニエルの妻と娘を襲う。
低予算っぽい作品ですが、手加減のないテロリストの演出が物語を単調にさせないところ
・ポール・デゥセ監督は、フランスの監督で、2022年「デッド×リミット 絶体絶命」では脚本と監督を手掛けています。
・ヒューゴ・ベッカーは、フランスの俳優で、2010年「The Assault」で映画デビューをしています。テレビや映画、舞台と活躍する俳優です。
・物語は、フランス軍のドローンチームの軍人がテロリストの側近を襲う作戦を行うが、同時期に妻と娘がテロリスト一味に襲われ、人質に取られてしまうストーリーです。
・序盤からアフリカのとある地域での紛争を描いた背景が描かれます。
・タイロルバックでおおかたの背景が描かれ、スタイリッシュになっています。
・パソコンの画面でチャットをしている状況で、本作では、パソコンを通じたストーリー展開ともなります。
・原題は「Pilote」であり、ドローンパイロットの4人が遠隔操作していることを題名としています。
・画面上でドローンを操作して戦っているので、画面を見ている限り、ゲーム感覚を感じるのは否めません。
・序盤すぎにダニエルの家族が襲われてしまい、脅迫を受けますが、テロリストに屈しないように、バレないように対策を講じます。
・遠隔地にいる家族の状況は画面越しで見えていますが、状況を調査すると思わぬことが発生し始めます。
・ドローンチームの仲間とチャットでコミュニケーションをし、対策を検討していきますが、常に遠隔地から見張られていることで、思うように手出しができないところになります。
・延々とチャットで味方と会話していることをテロリストに悟られないようにテロリストの要求を検討していきますが、味方の状況とテロリストの状況は、主人公のみが把握している演出となります。
・中盤で作戦が実行されていく中、人質に危害が加えられていきます。
・テロリストのディアロを逃がすことで、テロリストに協力をしていきますが、後半以降は観てもらうのが良いです。
・なお、チャットを誤爆すると非常に大変な状況でのチャットとなりますが、この緊張感と人質の救出で展開していきます。
・低予算っぽい作品ですが、手加減のないテロリストの演出が物語を単調にさせないところがあります。
・ただし、終盤はかなり胃がギリギリするので、気軽に観る作品ではありません。