【監督】グレゴリー・ベギン
【出演】ブライズ・アフォンソ/オリビエー・ボニー/レオーネ・フランソワ/ソフィア・ルサフール/ジョゼフ・オリヴェンヌ/フィリップ・レジモン/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】舞台は、1991年のパリ。主人公のソニアは、友人のマックスとアンリにとともに、ドラッフの売人ラミに誘われ、兵役前のアンリに、カタコンブの探検に出かける。
84分の低予算作品としては、まあまあ楽しめたかなぁと
・グレゴリー・ベギン監督は、2015年「Burkland」でTVシリーズの監督をしています。その後、2020年「Losers Revolution」で映画監督デビューをしています。
・ソフィア・ルサフールは、1997年パリ生まれの女優です。2010年「Les Mythos」で映画デビューしており、その後、テレビ映画や短編フィルムなどの作品に出演している女優です。
・物語は、主人公とその仲間たちが、兵役に行く友人との思い出に、カタコンブの探検に出かけるストーリーです。
・序盤からストリートアーティストが壁に絵を書いているシーンから始まり、そこで、何者かに襲われるシーンから始まります。
・現代は、「DEEP FEAR」となっており、英語ではありますが、本作はフランス映画です。
・1998年にセガサターン用ゲームに「DEEP FEAR」という作品がありますが、本作との関係はありません。
・ドラッグの売人のラミにカタコンブの案内をしてもらいますが、ある意味怖いもの見たさ的な若気の至り感もあります。
・カタコンブ自体は昔の墓地であり、内部は非常に広い場所でもあります。
・カタコンブ・ド・パリは実在する場所でもあり、観光名所となるような場所でもあります。
・「カタジョークさ」
・場所が広いだけに、内部には密かに集会を行っている人もおり、彼らとも遭遇しますが、さらにその先の空間にも足を踏み入れていきます。
・フラグ的にわかりやすく、なんとなく、予想をうまく受け入れてくれるので、肩透かしな感じはしません。
・とはいえ、カタコンブの中だけで展開していく物語であり、普通に低予算作品と考えて良いです。
・中盤で、カタコンブ内に閉じ込められる的な展開となりますが、ここからがちょっとおもしろくなるところでもあります。
・状況証拠と謎の空間で、何がどうなっているのかが、徐々に明らかになりますが、序盤と比べて謎のホラー感があります。
・結局、何がどうなっているのかは観てもらえれば良いのですが、84分の低予算作品としては、まあまあ楽しめたかなぁといった次第です。