【アニメ】「犬王〔2022〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【原作】
【キャラクター原案】
【出演】)/
【個人的評価】

【あらすじ】時代は、南北朝~室町期。主人公 犬王は能楽師でもあったが、子供の頃、奇怪な姿のため全身を服で包み、顔には面をかぶせていた。

劇場アニメーション『犬王』

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やっていることは凄い作品なのですが、万人受けできる作風でもないので、好みがメチャクチャ分かれる作品

・湯浅政明監督は、アニメーターとして、『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』で活躍後、「マインド・ゲーム」で長編アニメーション監督デビューをし、以降、独特な作風で評価のある監督です。

・松本大洋は、1988年「STRAIGHT」で漫画家デビューをし、その後「ZERO」「花男」「鉄コン筋クリート」「ピンポン」と独特な世界観と優れた画力で熱狂的なファンが多くいる漫画家です。絵柄だけでなく、描く世界観と哲学的な内容も優れており、非常に奥の深い作品の多い漫画家です。

・物語は、能楽師 犬王をモデルとした作品です。

・序盤より、琵琶を弾き語り、時代背景を語り、状況を説明しますが、現代から室町時代までの遡りをします。

・室町時代の能楽師の物語であり、能のような語り口で物語を描きます。

・ただし、これは序盤で歴史モノの印象を植え付けながらも、徐々にその時代考証は破壊されていきます。

・松本大洋がキャラクター原案をしているので、クセの強さのある絵柄ともなり、昨今のアニメの画風とはちょっと方向性が異なります。

・好き嫌いが出るのも当然なところですが、題材と絵柄が妙に観る側の気持ちを拒んでいるような気もします。

・中盤でとある演奏がありますが、主人公の声優がアヴちゃんである理由が何となくわかります。

・同じ動きをするシーンがなんどか使われているところは、ちょっと残念な気もします。テレビアニメではなく、映画というところであれば、しっかりと使いわまさずに作画はしてほしいところです。

・特に、音楽シーンは本作の中心となるところもあるので、やはりこの描き方には手は抜いてほしくなかった気もします。

・中盤過ぎ頃からかなり難解なところとなってくるのでかなりついていけない感もあります。

・絵柄はすごいのですが、どうも物語に興味が湧きづらいところがあり、さらに言えば、時代物語と思いきや、楽器や楽曲は時代感を飛び越えている感があり、この点に、本作を許容できるのかどうかが決まります。

・物語の中心がなんなのかわかりにくいところも本作の問題点なのかもしれないです。

・やっていることは凄い作品なのですが、万人受けできる作風でもないので、好みがメチャクチャ分かれる作品でもあります。

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