作品紹介
【監督】ブレント・ウィルソン
【出演】ブライアン・ウィルソン/ジェイソン・ファイン/ブルース・スプリングスティーン/エルトン・ジョン/ニック・ジョナス/リンダ・ペリー/ドン・ウォズ/ジェイコブ・ディラン/テイラー・ホーキンス/グスターヴォ・ドゥダメル/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】1961年に結成され、サーフ・ミュージックの曲を輩出しながらも、1966年『ペット・サウンズ』からアート志向の作品へと変化し、数多くのミュージシャンに影響を与えた、ザ・ビーチ・ボーイズのメンバー ブライアン・ウィルソンのドキュメンタリー映画。
サブスクで観る
できれば、鑑賞前後に、予習や復習ができるようにいつでも曲が聴けるように準備しておくのも良いかもしれません。
ブレント・ウィルソンは、アメリカのドキュメンタリー映画監督で、テレビや映画にてドキュメンタリ作品を多く手掛けています。
ブライアン・ウィルソンは、1961年にデビューしたザ・ビーチ・ボーイズのリーダーにしてボーカルやベースを担当しています。1966年『ペット・サウンズ』で非常に完成度の高いアルバムを作りながらも、精神的な問題で、分裂状態となったバンドとなってしまう。ソロ活動をしながらも、高い音楽性で評価されているミュージシャンです。
内容は、2022年で80歳となるブライアン・ウィルソンに密着したドキュメンタリー作品で、彼の作家性や活動を多くのミュージシャンの証言も含めて描かれている作品です。
ザ・ビーチ・ボーイズの当時の映像とブライアン・ウィルソンのインタビューで構成されていますが、影響を受けたミュージシャンのコメントも含まれています。
活躍した期間が1960年代でもあるので、リアルタイムでみていた人は少ないと思いますが、以降の活動と影響力から、当時の映像を観られるのは、貴重なところにもなります。
車内でのインタビューシーンが何度も出てきますが、80歳ともなるブライアン・ウィルソンの活動的なところも、ある程度は制限が出るのも当然かと思います。
本人のリアルな言動が本作の最も貴重なところでもあり、ブライアン・ウィルソンの批評というよりも、彼の過去から続いてきた今を知るような内容となっています。
ブライアン・ウィルソンやザ・ビーチ・ボーイズファンであれば楽しめる作品となっています。
できれば、鑑賞前後に、予習や復習ができるようにいつでも曲が聴けるように準備しておくのも良いかもしれません。
予告編
ブライアン・ウィルソン ソングライター ザ・ビーチ・ボーイズの光と影(字幕版)