【日本映画】「人と仕事〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】コロナ禍により制作が中止となった映画「保育士T」。中止となってしまった映画ながら、その作品でのメッセージをなんとか残すために、ドキュメンタリー企画としてコロナ禍における関連職業に就く人々にインタビューをした作品。

人と仕事

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この先どのようにして過ごしていくかを考えさせられる作品

・森ガキ侑大監督は、CMディレクターとして活躍後、映像ディレクター集団「THE DIRECTORS GUILD」に参加し、数々のCMやPVを手掛けるようになります。その後、2014年「ゼンマイシキ夫婦」の短編映画で評価され、2017年「おじいちゃん、死んじゃったって。」で長編映画監督デビューをしています。

・有村架純は、2010年に『ハガネの女』でドラマ初出演をし、その後、連続テレビ小説 『あまちゃん』で演じる主人公の母親の若かりし頃を演じて人気となり、高感度の高い役者です。

・志尊淳は、街頭スカウトをよく受けることから、芸能界に興味を持ち、モデルと俳優の活動を始めます。2011年ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビューをし、その後、2014年『烈車戦隊トッキュウジャー』で主演を演じます。戦隊ヒーローの出演キャリアから、大成する俳優も多いことから、今後の活躍に期待できる俳優です。

・本作は、映画「保育士T」という映画を制作する予定が、緊急事態宣言により制作中止となったことで、出演予定のの志尊淳と有村架純がそのことを語っていきます。

・序盤から、深夜の渋谷の街でコロナ禍において若者やどんな日々を過ごしていたかが描かれます。

・マスクをしているので、志尊淳ということがちょっとわかりにくいところはあります。

・「やってみなければわからないので、」

・新卒や社会人になりたての人たちも、コロナという問題に直面してしまったことで、普通の就職とは異なるような社会人経験を味わっていくこととなりますが、これは、すでに社会人して仕事をしてきた人に対して、過去に例のなかったことなのかもしれません。

・印象的にかかる曲は「かぞえうた」という歌になります。

・高卒で仕事に就く人もおり、その中で仕事に対するスタンスによって、離職したり、継続したりと考え方と現代のリサーチ結果とを比較していたりします。

・「自分に負けるときがつらい」

・俳優としての有村架純と志尊淳の考え方もよくわかります。

・実際、作品を通して俳優のしごとを見ているのが一般的ですが、そのとりくみに対して、俳優がどういうことを考えて、どう過ごしているのかは、一般的な仕事をしている人とさほど変わりはないのかもしれません。

・ドキュメンタリー作品ではありますが、とても観やすい作品ではありますし、コロナ禍ということで、多くの人が経験したことをどう乗り越えて、この先どのようにして過ごしていくかを考えさせられる作品かと思います。

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