【監督】クレイグ・ブリュワー
【出演】エディ・マーフィ／アーセニオ・ホール／ジャーマイン・フォウラー／レスリー・ジョーンズ／キキ・レイン／シャリ・ヘッドリー／ジョン・エイモス／トレイシー・モーガン／ウェズリー・スナイプス／ジェームズ・アール・ジョーンズ／
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公は、アフリカのザムンダ王国の王子 アキーム。ニューヨークに花嫁を探しに行き、30年後。子供にも恵まれながらも、男児が生まれなかったため、王位継承に困っていたが、実は隠し子がいたことが明かされる。
「星の王子ニューヨークへ行く」を公開当時に観た人にはとても懐かしく感じる作品
・クレイグ・ブリュワー監督は、アメリカの映画監督で、2000年「The Poor and Hungry 」で監督デビューをしています。もともとは脚本家からこの業界に入っており、監督作品の数本では、脚本も携わっている作品も多いです。
・エディ・マーフィは、コメディアンとして活動を始め、19歳で人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』にレギュラー出演します。1982年「48時間」で映画デビューをし、その後、「ビバリーヒルズ・コップ」「星の王子 ニューヨークへ行く」「ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合」「ドクター・ドリトル」とコメディとアクションの融合したような作品で人気となっています。2007年『ドリームガールズ』で第64回ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しています。
・物語は、前作から、30年後の世界で、王子アキームは、自分の国で平和に暮らしていましたが、王位継承で、隠し子がいることがわかり、ザムンダ王国の王位継承を描いていくストーリーです。
・序盤から、アキーム王子がリサとともにザムンダ王国に帰り30年後が描かれ、子供も生まれ、家族とともに暮らしている様子が描かれます。
・王位自体はまだ継承していないのですが、そこから王位継承をしていきます。
・エディ・マーフィ自体も30年ぶりということもあり、ちょっとふっくらしていますが、撮影当時60歳に近い年齢ということもあるので、むしろ風貌が変わっていない感じがとてもします。
・そこから、隠し子の存在が明かされていきます。
・過去の映像も使われていますが、何よりすごいのは、多くの登場人物がほぼ同じキャストで出演しているところはすごいです。
・モーガン・フリーマンがサラッと登場しており、本人役として出演しています。
・サミュエル・L・ジャクソンが1作目に出演していますが、本作では出演していません。
・多くの黒人俳優が出演していますが、続編にわざわざ出演している大物俳優がいるのもスゴイところです。
・エディ・マーフィが一人で何役もこなした30年前の作品と同様に、本作でも同じような演出がされています。
・どちらかといえば、同窓会的な印象のある作品でもあり、「星の王子ニューヨークへ行く」を公開当時に観た人にはとても懐かしく感じる作品かと思います。
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