【監督】ジャスティン・リン
【出演】ヴィン・ディーゼル/ミシェル・ロドリゲス/ジョーダナ・ブリュースター/タイリース・ギブソン/クリス・“リュダクリス”・ブリッジス/ナタリー・エマニュエル/サン・カン/アンナ・サワイ/ルーカス・ブラック/ジョン・シナ/ヘレン・ミレン/カート・ラッセル/シャーリーズ・セロン/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 ドミニクは、家族3人で平穏な日々を過ごしていたが、実の弟のジェイコブの存在が明らかになったことで、再び窮地となっていく展開です。
メガヒットカーアクション「ワイルド・スピード」シリーズの第9作
・ジャスティン・リン監督は、台湾の映画監督で、1997年「Shopping for Fangs」で一部の評論家に評価され、2006年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」などで、徐々に注目され、その後、「ワイルド・スピード」シリーズなどを手掛けています。
・ヴィン・ディーゼルは、7歳のときに舞台立ち、その後、1994年に短編映画『Multi-Facial』を作り上げ、カンヌ国際映画祭で評価されます。1998年『プライベート・ライアン』では、スティーヴン・スピルバーグ監督に抜擢されています。2001年『ワイルド・スピード』で主役を演じて以降、シリーズ化しています。
・ミシェル・ロドリゲスは、2000年「ガールファイト」で映画出演をし、その後、2001 年「ワイルド・スピード」に出演して以降、同名の役を演じ続けています。
・メガヒットカーアクション「ワイルド・スピード」シリーズの第9作。
・物語は、1作目から登場しているドミニクと、そのドミニクの家族を描いたカーアクション作品で、本作では、実の弟の存在により、新たなトラブルに巻き込まれていくストーリーです。
・過去の作品に登場したキャラクターも再び登場しています。
・9作ものシリーズとなると、スター・ウォーズと同等のサーガとなってしまう壮大さはありますが、主人公とやっていることは、大きく変わってくることもないので、まあ、それなりに気楽に鑑賞できます。
・むしろ、気楽に鑑賞できるからこそ、ワイルドスピードらしさがあるとは思います。
・ドミニクの父親のレース風景から物語は始まり、そこからドミニクとジェイコブの確執がもとで、2人の関係が描かれます。
・そこから時代が変わり、ドミニクの家族が描かれるのですが、なかなか過酷な任務を請け負ってもいます。130km/s以上で走れば、地雷を避けられるのはわかりますが、舗装されていない道を130km/s以上で走るのもなかなかモヤモヤします。
・終盤、ロケットが出てきますが、意外とさらっと問題解決するところも、ワイルド・スピードらしいです。
・最後にちょっとしたキャラクターが登場し、さらに続きを示唆しています。
・ワイルド・スピードシリーズは、2023年の10作目とその後の11作で完結と言われています。
・2001年のワイルド・スピードから数えると、すでに20年が経過しており、この点を踏まえても、一旦の完結を迎え、新たなシリーズへと進むのが良いかもしれません。
・実際にスピンオフ作品は作られており、「The Fast Saga」となるシリーズとはまた別の魅力のあるアクションが作られればそれで良いのかと思います。
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