【今週公開の新作映画】「ナイトメア・アリー〔2022〕」が気になる。

【監督】ギレルモ・デル・トロ
【出演】/リチャード・ジェンキンス/

【あらすじ】主人公 スタンは、ショービジネスで有名になるのを夢見る青年。ある日、奇妙な生き物を出し物にするカーニバルの一座と出会う。読唇術を身に着けたスタンはそこで人気者となるが・・・。

150分という長さではありますが、独特な世界観を堪能するには短すぎるのかもしれません。(※あくまで主観です。)

ギレルモ・デル・トロ監督は、映画の特殊メイクの仕事を始め、29歳のときに映画監督としても活動を開始し、1993年「クロノス」で映画監督デビューをしています。2006年「パンズ・ラビリンス」で高い評価を受け、独特なファンタジーな世界観が特長となっています。2007年にアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督や監督らとメキシコで製作会社を設立しています。2013「パシフィック・リム」でも話題となり、2017年「」では、第90回アカデミー賞では作品賞など4部門を受賞しています。

ブラッドリー・クーパーは、「セックスアンドザシティ」で俳優デビューをし、舞台や映画で活躍をし、プロデューサーとしても手腕を発揮しています。2001年「ウェット・ホット・アメリカン・サマー」で映画デビューをし、2012年「世界にひとつのプレイブック」で高い評価を得ています。その後、「アメリカン・ハッスル」「アメリカン・スナイパー」「アリー/ スター誕生」「運び屋」など、完成度の高い作品に出演しています。

ケイト・ブランシェットは、1994年『Police Rescue』で映画デビューをし、1997年『オスカーとルシンダ』で高い評価を受け、1998年『エリザベス』では各映画賞でノミネートされ、高い評価を受けています。2004年「アビエイター」では、アカデミー助演女優賞受賞を受賞し、2013年「ブルージャスミン」では、アカデミー主演女優賞受賞を受賞しています。「あるスキャンダルの覚え書き」「アイム・ノット・ゼア」「キャロル」など多くの作品で高い評価のある演技をみせる女優です。

物語は、カーニバルの一座で有名になることを夢見た主人公が、夢を叶えていきながらも、その先に思いがけない出来事に巻き込まれていくストーリーです。

原作は、1946年に出版された小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」となっています。

ギレルモ・デル・トロ監督の描く作品は、近年非常に独特なキャラクターを登場させる作品が多くなっていながらも、ストーリー自体は非常にわかりやすく、名作も多いことでもあり、独特な世界観を巧みな演出力で惹きつける魅力があります。

ドラマからアクションなど、幅広い作風でもあり、本作は、サスペンス・スリラーとして、また新たな一面を描いてくれていると思われます。

出演も、非常に演技力の高い俳優がおり、見応えのある作品かと思います。

150分という長さではありますが、独特な世界観を堪能するには短すぎるのかもしれません。(※あくまで主観です。)

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