【日本映画】「葵ちゃんはやらせてくれない〔2022〕」を観ての感想・レビュー

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【日本映画】
【日本映画】★★★☆☆
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【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】映画監督志望の信吾のもとに、大学時代の後輩 川下さんの幽霊が現れる。川下さんは、大学時代の後輩の葵ちゃんのことが気になり、蘇ったのだった。信吾と川下さんはタイムスリップをして大学時代に赴く。

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映画研究会という設定が妙にそういう映画を感じさせない劇中劇感

監督は、様々な映画の助監督を経て、1995年に、ピンク映画『獣たちの性宴 イクときいっしょ』で監督としてデビューしており、ピンク映画界では「ピンク七福神」の一人に数えられています。

・小槙まこは、2014年にオーディションに合格し、女優デビューをしています。2015年「ガールズ・ステップ」で映画初出演をし、舞台や映画、テレビドラマで活躍している女優です。

・物語は、映画監督志望の男性のもとに、後輩の幽霊が現れ、現世でやり残したことをするために、一緒にタイムスリップをしながら、目的を達成しようとしていくストーリーです。

・序盤からとある場所で弾き語りをしている葵ちゃんが描かれます。

・ストリートミュージシャンの葵ちゃんの歌を歌っているところで、スタッフクレジットが入り、独特な演出となっています。

・パジャマ姿の川下さんはひと目で幽霊とはわかりにくいですが、このあたりはむしろ「そういうものだ」と解釈したほうが本作をすんなり理解できます。

・これ以降に、タイムリープ等、雑なのか、味なのか、絶妙な演出で物語が描かれていきます。

・物語的には、時間巻き戻しのやり直し映画という使い古されるくらいの内容ですが、その筋書きをピンク映画と大学の映画研究会というエッセンスが加わっていることで、さほど違和感を感じず、ハードルを下げて鑑賞ができます。

・物語の中で歌われる挿入歌がとんでもなく印象に残ります。むしろ、歌詞のインパクトが凄いです。

・この歌詞の雑さ加減は、演出上、大学の映画研究部感が出ているので、むしろ、1周回って心地よいです。

・低予算の映画を制作する場合に「ゾンビ映画」が選ばれるのは、結構昔から使われる考えですが、この選択肢もむしろ意図的な感じがあします。

・98分でR15+指定という作品ではありますが、ピンク映画の範疇で考えるよりも、映画研究会という設定が妙にそういう映画を感じさせない劇中劇感を感じます。

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